伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

旅の楽しみ230…イギリス・ハージェストリッジ1

2014-08-13 23:26:34 | 

昨晩お世話になったブレコンのB&B「ザ・ウェリントン」でヘリフォード地方(キングトンのある州)の天気を確かめる。

予報は晴れだ。

さあ、出発から1時間ほどで東門のあるリッジ・ボーン・ロードに着いた。

2011年にはアッパー・ハージェストという丘陵の中ほどを通って5合目あたりまで行ける道から上がった。

 今回も最初はこの道を選んだが、前回の冬と違い、道の内側に突き出すようにセイタカアワダチソウのような茎の堅い草が生えていてレンタカーが傷つく可能性があったので回避した。

さて東門だが、2003年以来11年ぶりに通る。



入り口の門は木製から金属製に

 


11年の歳月を感じさせた標柱 


 入り口付近の標柱は2003年に来た時には取り付けたばかりだったのだろう。

真新しかったものの記憶がずっと残っていたが、年月というのは正直なものである。

この標柱から左の方には、羊たちが直射日光を避けていたことを思い出す。

今日の外気温は16℃だ。

とても涼しい。

門を通り前方を見る。

2003年と違っているのは、空に青い部分が見えるということだ。




この通り道がウォーキング愛好者が一度は歩く、全長285㎞のオファス・ダイス・パスの一部だ。 


 この日もゆきたんく達の他に、初老の方々がたくさん歩いていたし、若者に至ってはランニングをしていた。

 この道を250m行ったところでくじけたのが2003年。

 このまま2㎞歩いて、モンキパズルツリーのベンチまで頑張りたい。

 今回は、寄る場所のテーマをしっかりと決めておいた。

 1 モンキパズルツリー

 2 フェット・ストーン

 3 小さな湖3つ

 4 トリッグ・ポイント(三角点の柱)

 5 抹茶アイス

 6 パッチワーク

 7 1974年版Hergest Ridgeを聴く

この7つだけは忘れてはならないポイントである。

 そのメモを反芻しながら、歩を進める。


 


懐かしいこの風景。東門から入って、ここから先に進むのは初めてだ。


 ところどころにパンケーキが落ちている。

 正式名称はカントリー・パンケーキ。

 何か旨そうな名前だが、ぶっちゃけ、「家畜のう〇こ」のことである。

 写真では分からないが、驚くほどたくさんのケーキがあって、田舎の香水の役割りを果たしている。



この丸さ。飛行機の中から水平線(地平線)を見ているようだ。


 思い出したことがある。

 「ハージェスト・リッジ」の副題を思い出した。

 - 夢と幻の地平線 - だった。

 この副題を付けたのは日本人だろう。

 その日本人がこの上写真にあるような風景を見たかどうかは分からない。

 しかし、ずいぶんとマッチしているような気がする。

 ゆきたんくが夢にまで見た、近所の土手を見て想像したことのある風景だからだ。


 


さらに歩くこと5分。どうやらモンキパズルツリーが見えてきたようだ。


 もう門から35分も坂道を登っているのであるが、汗をかかない。

 風もそよそよと吹いている。まことに快適である。

 続く

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