伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

Оさんの代わりに14…アーヘン

2015-09-14 23:06:59 | 

アーヘン。

西にオランダとベルギーが隣接する都市である。

ゆきたんくは、当初アーヘンには寄らない予定だった。

ルクセンブルクからブリュッセルに行き、そこからデュッセルドルフに戻る予定だったのである。

でも行きたい。

アーヘンの大聖堂を見たい思いがあったのだ。

そして旅行中のNさんの話。

「アーヘンハネ、セカイイサンノダイイチゴウネ。」

確かに、1978年に世界遺産には12件認定されたが、アーヘン大聖堂がその一つとは認識していなかった。

ここまで来たんだ。是非見てみたい。

Nさんに提案をした。

ルクセンブルクからアーヘンに寄れないか。

そのついでに、マーストリヒトにいけたら嬉しいことを伝えたのである。

だから最初はアーヘンで一行とはさよならになる可能性もあったのだ。

電車の切符購入でみっともない話を書いたが、そこをフォローした計画をNさんが練ってくれたのだ。

かくしてアーヘンに着いた。

石畳に反射する日の光が眩しい。


 

 
アーヘンの石畳


ウールとボタンの店前には毛糸で包まれた自転車があった → Map



アーヘン大聖堂正面 → Map

 


中央ホールのシャンデリア 


高い天井とステンドグラス


大聖堂は荘厳な雰囲気だった。

人が多かったのが、まっしょうがないか。

聖堂内の写真を撮るには1ユーロ必要だった。

いわゆる献金というやつだ。

小銭入れを見ると、1ユーロ硬貨は無し、50セントが2枚あったが、これはトイレ用にとっておく。

近くにいた神父さんに2ユーロ渡して、1ユーロのおつりをもらった。

静かな声で「シェーン」と言われ、カメラのストラップにシールを貼られた。

周囲には、そんなのお構いなしに写真を撮っている者もいるが、それはだめだろう。

さて、大聖堂の素晴らしさについては、いずれ拙サイトの「旅たんく」で詳細を書くことにする。 




アーヘン中央駅とゆきたんくの荷物を運ぶNさん。

 


ついに一人になったゆきたんく。電車の来るまでが長く感じる。


 Nさんの別れ際の言葉は

 「マタライネンネ。コンドハモンサンミッシェルイコウ。マタネ。」

帰国後聞いた話だが、ゆきたんくがいなくなってからのNさんは無口で車を運転していたという。

また、Оさんが参加した旅の時は、Оさんとドイツ語で賑やかだったという。

歳が近いこともあるので、少しは気が合ったんだろうか。

うん、ゆきたんくはまたNさんの運転で旅をしたいと思う。

さて、次はデュッセルドルフだ。

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