
「かわいそー」
「お気の毒に」
「災難だねぇ~」
友達は様々な表現で、ゆきんたくを憐れんでくれる。
決してそんなことはないのに、本当に気の毒がってくれる。
何がって?
そう、ゆきたんくは下戸なのである。
大きな体をして、酒が飲めないことをかわいそうに思ってくれるのである。
「えっ、飲まないんですか?」
「えぇ、飲めないんです。体を見れば分るでしょう。飲むとみなさんに迷惑をかけてしまうんです。」
「笑、笑、笑、笑、笑。」
自虐的なことを言って笑いを取ることもあるのだが、中には通じない方もいらっしゃる。飲むと迷惑のところから、「酒乱なんですか・・・」なんて言われることもある。
「えぇ、大変乱れてしまうんです。寝相が・・・」
そう、ゆきたんくはビールグラスにツーフィンガーで寝てしまうのだ。そうなると180㎝93kgの体をだれが運んでくれるのだろうか。それは、それは、重くて動かせないのだそうだ。
地ビールレストランのタンク
そういう理由で飲まないのだが、酒の肴は好きなので飲み会は喜んで参加する。
友人達と旅行に出かけて、地ビールレストランと聞くと嬉しくなってくる。みんなは地ビールが目当てなのだが、ゆきたんくは料理が目当てなのだ。
地ビールが冷えているショーケース
こんなショーケースを見ても慌てないゆきたんくである。興味は1つ、黒ビールのようなコーラなのである。もちろん、こういう所には乳製品も置いてあるので心が豊かになる。チーズ類が大好物なのだ。
ソーセージとザウワークラウト
この取り合わせ。山豊子の「白い巨塔」で財前教授がドイツを訪れた時に食したものである。それで初めて名前を知った一品だ。ザウワークラウト(酢漬けのキャベツ)がソーセージの味を引き立てるのだ。
並んだドリンク類。ゆきたんくは左から6本目の黒いやつだ。
ビールには様々な種類があることを知った。香りはとてもいい。カラメルのような甘い香りのものもある。
そう、全然ゆきたんくはかわいそうではないのだ。飲める人が我慢するのは、それはつらいことだろうが、ゆきたんくはコーラがあればご機嫌な人間である。
そして。酒の肴もあればご機嫌なのである。
かわいそうでも、なんでもないんです。
次回は、コーラを用意しておきます♪
この間は、楽しく美味しく満足して帰ったよ。
でも、コーラあると嬉しい(笑)
どうも有難う。
あまりお酒を飲めないので普通にジュース飲んでると僕もたまに言われます。
あれは車で送り迎えしてあげてたときかな。
でも、我慢してるわけじゃないので悲しく思う事はないです。
たまに飲みたければ飲むときもあるので。。。
飲む人からは気の毒でしょうがないようですね。