旅はぶらぶらと歩いているだけで取材をしているようなもんだ。
熱海で忘年会があった。
その帰りに小田原城に寄った時、なかなか駐車場が見つからなかった。
皆様は普通に目的地に近いところを選ぶんだよな。
という訳で少し離れたところに駐車した。
そのおかげで美人さんに会うことができたのである。
のれんと味のだるま屋入り口に立っていらっしゃったのである。
お多福さんである。
お多福とは福を呼ぶ好ましい顔立ちのことである。
美意識の変化により、不細工な女性を罵る言葉として使われるようになったというが・・・
だるま屋食堂は明治26年の老舗である。
その頃の美意識はお多福ではなかった。
愛嬌はあるよなぁ。
よく分かりますね。
ってその通りですわ。