退勤時刻10分前。
そろそろ帰る支度でもするか。
と思っていたら、同僚が探し物するからもう少し待ってほしいとのこと。
そんな時にふと思い出したこと。
丁度1年前、ロンドン発成田行きのブリティッシュ・エアウェイズの窓から撮った写真のことだ。
ゆきたんくは旅を終えると、撮りためた写真の整理をする。
その中で、一番場所を特定しにくいのが、自動車や飛行機の車窓から撮影した写真だ。
グーグルマップが使いやすくなったので場所の特定がしやすくなってはきていた。
その中で
「もう、いくら探しても(場所が)見つからない。」
という写真があったのだ。
この写真だ。
ヒースローを出発した時刻と写真を撮った時刻から、だいたいどの辺りか見当をつける。
そして検討をつけた場所は、1日10分ずつでも2週間くらい見れば見つかったものだ。
しかし、この写真の場所はどうしても見つからなかったのだ。
さて、そんなことをふと思い出したわけだ。
コンピューターをダウンさせるまでの10分位の間に見ようと思った。
そういえば、あの時。
機内の席は後ろの真ん中。
3人掛けの右側。
左の2人は北欧の青年だった。
右後部にはトイレ。
左後部にはサーブする飲食物が置かれていた。
大体の窓観光写真は右後部の窓から撮った。
北海上空。右後部窓からの写真。尾翼が写っている。
そうだ。
何回か座席を立ち、写真を撮りに行っている。
その時にご婦人がトイレに入った時があった。
流石に、トイレの前に立ったら失礼だと思い、左後部の窓から写真を撮ったことを思い出した。
食事をサーブするためにワゴンがそこになかったこともあったからだ。
早速、グーグルマップに飛行経路線が引いてあるので、飛行機より南側(左後部窓から見れる範囲)を180度回転させて探してみた。
な、なんと1分で見つかった。
ロシア、カレリア共和国のエンゴゼロ湖のロウフスキーという場所だ。
スポーツでも余分な力が抜けている時は、とても良い動きができる。
頭もそうなんだと再認識した。