秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

宝ヶ池公園

2007年01月14日 16時40分36秒 | Weblog
先日岩倉に行ったついでに宝ヶ池に立ち寄りました。

春は桜見の人で賑わいますが、今時分は小さな子供連れや、ジョギングの
人意外は外回りのオジサン達の昼寝場所となっております。

もとは江戸時代に灌漑用に造られたらしいけど、今は京都人と鳥さんの憩い
の場所となっています。


アフダック?オジサンは「ナンでアル、アイでアル」のCMを思い出す・・。
鳥インフルエンザにかかるんじゃないよ。

          
こんなモニュメント、夜見たらちょっと怖いかも。↑

着物業界の人間には、展示会場の「国際会議場」にはお馴染の宝ヶ池です。
この近くの馬仙山(中華)には昔よく行きましたです。火事の後、改装され
て以来、足はこんでないけど。

その奥の「ホンキートンク」はウエスタン好きには有名なお店です。

若かりし頃はこの辺りを車でようも無く、ドライブしたモンでした。

先ほど終了した女子駅伝は宝が池が折り返し点、寓居の上空をヘリが
飛び回っていましたが、京都の三連覇でしたね。

選手や関係者の皆様、ご苦労様でした。





これが噂?の百円ケーキ。

2007年01月13日 20時41分58秒 | グルメなのか?
ケーキなるシロモノ、年に一度食べるか食べないか?
(旅暮らしで酔っ払ってつい口にした分はカウントしない。覚えてないもん。)

ではなぜに、このブログに登場したのか?
それは「不二家」に対する警鐘なのだ!(ウソですケド)

実はこの店のケーキ20年くらい昔、食べた事があります。
当時も100円でした。(消費税も無かったし。)
改装して綺麗になりました。

たしか、七条西洞院の辺りにも百円ケーキの店がもう一軒あったと思うけど、
なにしろ、左党のワタクシには縁の薄いジャンルでして・・・。

たぶんブログで紹介しなければ、店に立ち寄る事は無かったと思います。



イチゴショートと抹茶ケーキ、二つで210円なり。
あと少し小ぶりのシュークリーム(一ケ53円も購入したけど、昨夜酔いに
まかせて胃の中へ・・・。)

しかし全部合わせても今時のケーキなら一ケ分にも満たない。
昭和か、今?

コーヒーカップも我が家で半世紀使用しているのを使用↑

味も昭和の味、つまり今時の甘さ控えめの生クリームを使ったモノとは
違います。

たしか以前購入した時は、ムショウに子供の頃食べた「バタークリーム」
のケーキが喰いたくなって買いに出かけた、と思います。

さて、このケーキ、いつ食べよう?(今日も酔っ払いオジサンになって
食べちゃうのかも)

お店の場所は堀川今出川下がる西側です。欧米のスイーツ食べなれている
ヒトなら甘くて食べれないって事は無いと思います。





「誰がパパやねん」を見る。

2007年01月12日 21時24分44秒 | Weblog
あまりTVドラマは見ないんですが、たまたまTVガイドに目を通してたら、
出演者に「紅萬子」さんの名を見つけてNHKドラマ見てました。

芸名から関東ではかなり不当な扱いを受けている役者さんですが、
とても純粋な役者さんです。

山本昌平さんと「赤い靴」というお芝居をされていた時に知り合いました
けど、覚えてないでしょうねぇ。

お会いしたのは2~3度でしたし。

そんな動機で見たドラマですが、けっこう面白く見ることができました。

黒田有さんは役者としてもかなりイケそうですね。

子役の女の子は多分これから伸びそうな気がします。

昌平さん、萬子さん、あの頃酒飲めないふりしてたけど、実はあの後
一人で飲んでたんですよ~。

竜馬がゆく。(ついでに秀明もゆく)

2007年01月12日 16時16分58秒 | Weblog
中岡は、与三に案内されて岩倉村に入った。丘陵にかこまれた変哲のない村
だが、あるいはこの村が今後維新回転の機軸になるかもしれぬであろう。


岩倉具視の退隠所は、北側が畑になっている。南は村道に面してうらぶれた通用門
があり、杉垣の向こうに比叡山が見える。


ん?今日のブログは何か変?
ちょっと岩倉に用があったついでに司馬遼太郎の世界をご案内してみました。

岩倉、といえば「病院」が浮かんでしまうのは京都人のサガでしょう。
あとは思い浮かぶのは実相院か。(これは京都バスの終点ですからね。)



↑一応消火設備なんでしょうけど・・・・。

ワタクシも10年以上訊ねる事のない土地でしたが、「岩倉具視幽棲旧宅」は
一度覘いてみたかったので、良い機会でした。

「岩倉具視」、といえば500円札を思い浮かべるのは幾つくらいからの人でしょうね。百円札の「板垣退助」よりは長生きしてたと思うけど・・・。

加山雄三さんは子孫(分家ですが)にあたるそうですね。
他にも元ジャニーズにも岩倉なんとかって子もいるそうです。(こちらも子孫)

では再び「竜馬がゆく」
森の多い上賀茂村を経、松ヶ崎村に入り、そこをさらに経ると、坂がある。
狐坂という。


今ではこんな緩やかなカーブですけど、ちょいと前は教習車泣かせのヘアピン
でした。(すぐ近くに宝ヶ池自動車教習所があります。)

ワタクシも一度、前でエンストした女性ドライバーが、ズルズルか下がって
てきて焦ったコトありました。幸いワタクシの後ろに車が無かったので、
同じようにバックして事なきを得ましたが。

本日はいつもと違う雰囲気で記載してみました。
またいつか、小説や映画とコラボブログやってもいいかな~。
(ダメといわれてもやっちゃいますけど・・・。)



随心院で蕎麦を喰う。

2007年01月11日 20時47分20秒 | グルメなのか?
予定通り醍醐方面へ行ってまいりました。

↑醍醐寺(境内には入らず)

ここは「とろろ蕎麦」が有名。本日はお休み↓


新奈良街道から行ったもんで、少し行き過ぎ、山科方面に戻り、目的の随心院へ。
と、いっても随心院に用があったワケじゃなくて、山門横の「橘」の蕎麦を
食べに行ったんですけどね。

やくざさんで無いんで入店。

建物は元は随心院の持ち物だったようで、築後400年ほど経ている様子です。
梁の彼方此方に年季の入ったお面が飾られております。



さて、お蕎麦です。最近良く取り上げている、「蕎麦に取り憑かれた」店主が
打つ、こだわりの蕎麦、と、までは言えません。
が、店の雰囲気と、ボリュームは満足できるでしょう。

(実はカツ丼も美味いんです。本格手打ち蕎麦屋ではありえないもんね。)

昼をかなりまわっていた事もあり、かなりの空腹状態です。
ここで、こだわりの、ザルにへロッと乗っかっている蕎麦はいただけませんな。

と、いうコトでザルの大盛りを注文!(こだわり蕎麦屋ばかり行ってたもんで
つい大盛りにしたけど、ちょいとこれが失敗・・・。)

どうです、セイロからはみ出でそうでしょう?↑

でもまぁ、これくらいなら蕎麦は別腹、のワタクシぺろりんちょです。
が、これを持って来たお姉さん、なにやら一言おっしゃいました。

でも空腹の臨界点に来ていたワタクシの意識はテーブル上の蕎麦に釘付けです。
「多分、蕎麦湯を後でお持ちします」、くらいのことだと思い箸をとりました。

石臼曳き、自家製粉の蕎麦とはもちろん違うけど、ツユは甘くなくて
ワタクシ好み、イッキに胃に納めましたね。

と、最後の一筋も綺麗に平らげたときを見計らって、出てきたのは蕎麦湯
では無く、さらにもう一ザル・・・・・・・。

さっきからお姉さんがコチラをチラチラ見ながら、調理場に「もうちょっと
待って」と言ってたのはこのコトだったのネ。

さすがに一盛りめよりは少ない分量でしたが、普通の蕎麦屋のザルくらい
はございました。

ここで「麺喰いフードファイター」モードにスイッチを変換!
年齢もダイエットも一時忘却の彼方へ。完食!!

(とうぶん蕎麦、イイです・・・・・。)

食後は口から出そう(失礼)な蕎麦を手で押さえ(オオゲサか)随心院を
少し散策。


このお寺は別名「小町寺」とも言われ、小野小町ゆかりの寺です。
謡曲「通小町」の舞台にもなってます。(深草少将が百夜通った、てヤツです。)


まだ季節には早かったけど、もう少しすれば、梅園も花盛りでしょう。


さて、今日のお昼はドコの蕎麦を・・・?

そば処萬寿亭 橘 075-572-7001
地下鉄東西線:小野駅下車徒歩3分



醍醐へいってこようか。

2007年01月10日 09時37分20秒 | Weblog
月末の土日はまた催事旅が続くもんで、今日は自主休日。

山科から醍醐方面へ行ってみようかな、と考えてます。

京都人のなかには「山科」は京都ではナイ!とおっしゃる方もおりますが、
難しいトコですな。

むろん、行政的には間違いなく京都市山科区ですけどね。

近頃では地下鉄なども充実して、かなり開発はされてますけど、
市内に住む人は余程の用が無いかぎり、山科へ足を向けるコト無いです。

意識的には滋賀方面への通過地点、くらいの認識でしょう。
(山科の人、ごめんなさい。)

史跡なども結構あるんですけどね。

醍醐あたりは、どちらかというと、奈良に近い雰囲気、といってもいいかも。

今日の目的は醍醐の「ねねの湯」と随心院近くの蕎麦屋さんです。
(随心院は小野小町で有名です。)

山科にはもう一軒行ってみたい蕎麦屋があるけど、これは次の楽しみに
とっておきましょう。

写真は去年「松尾大社」で祈祷いただいている「白生地」です。
お召しいただく方の無病息災を願っているわけですな。

なんて親切な着物作家なんでしょう・・。誰も褒めてくれないけど・・・。

底冷えどす。

2007年01月09日 08時21分35秒 | Weblog
個人個人で季節ごとの「匂い」の思い出は違いますよね。

ワタクシの「冬の匂い」で一番に思い出すのは「練炭」を燻す香りです。

さすがに我が家では石油ストーブでしたが、近所に住まう祖母の家は
火鉢に練炭でした。

共働きの家庭でしたから、よく祖母の家にやっかいになってました。

早朝、練炭を燻す団扇の音と香りを今でもふと、思い出します。

やはり、田舎には囲炉裏、町屋には火鉢が似合いますな。

コトコト火鉢の上で「お豆さん」を煮ながら、「絞り」の内職してたなぁ。

マンションなど、最近の密封状態の住宅では一酸化炭素中毒の問題もあって
練炭の使用は考えものだけど、昔の家は割合風通しが良かったんでしょうな。
(ビンボーで隙間風だらけだったのか?ばぁちゃんちは・・・。)

近頃、「ホワイトなんたら」とか言って残業代カットや、能力主義とか
いってますけど、ワタクシドモの世界では当たり前の話です。

「お手当て」、武士でいうところの「扶持米」を待っている階級時代
から、農工の時代になってきてるのかも。(農は今大変ですけどね。)

ビンボーでも先があった頃と、ほどほどに小金があるけど先が見えない
今と、どっちが幸せなんでしょうな。

ワタクシの場合、毎朝目覚めて美味しい朝食がいただけるコトが
今、一番の幸せ、だったりして・・・・。



今年の抱負。

2007年01月08日 08時39分14秒 | Weblog
写真はワタクシのジーンズに描かれた能面です。
何のオモテか分ります?答えは「猩猩」。ワタクシのトレードマークです。

今年はカジュアル&手描きのジャンルも、さらに進歩させねば。
仙人殿、よろしくお願いしますね。(と、いうか生きてます?)

本業の方は問屋まかせの部分がほとんどですが、今年はそうも行かない気
がします。

昨日、振袖の話を少ししましたけど、富山では未婚の娘さんが
お葬式で黒の振袖を着るらしいです。

これは知らなかった・・・。他の土地でもそんな習慣はあるんでしょうか?

また着物に関する珍しいお話も紹介していきます。
またそんな面白い風習があったら、教えてくださいね。


雪でんな・・・。

2007年01月07日 08時15分11秒 | Weblog
天気予報マークで傘がひっくり返ってるのを始めて見たぞ。

今日は成人式、振袖、あとの手入れが大変でしょうなぁ・・・。

ちょいと昔、お互いの見栄の張り合いになるから、振袖はヤメにしたら、
という意見が一地方で検討された事がありました。

確かに、それぞれの家庭の事情があるし、ワカランでもないけどね。

何しろ、不必要と思った決め事には必ず反抗していた年頃でしたから、
成人式はおろか、高校の卒業式さえ出席しなかったもんで。

しかし今の立場から言えば、「成人式に着物着んでどないすんねん!」
と声高らかに叫ばねばなりませぬ。

(ホントはここ5年ほど振袖は創ってないんだけどね。)

なぜに振袖創ってないか、といいますとご覧いただければお分かりだと思います。

<imgsrc="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/d9/e990292b4ad09fdaa95701df557590c1.jpg">おとなしいでしょ。

色目が振袖向きではないんです。(地味、という言葉は禁句!!)
別に渋めでも良いとはおもうけど、本人が気に入ってもスポンサーが納得
しないわけ。

当分、無地、小紋、訪問着(一部色留、付け下げ)で頑張らせてもらいます。

そういや、今日あたり七草粥食べる日でしたな。(多分食べないと思う・・。)

風邪ひいてまんねん。

2007年01月06日 09時10分35秒 | Weblog

年頭の挨拶がこれかい・・・。

まぁ喪中、つうコトで年賀状もナシ、初詣もナシだからイインだけど。
(岐阜の清水さん、年賀状ありがとうございます。上の理由で返事書けずに
ごめんなさい。)

何となく病気は休み中に済ませておこう、と体が申している様子です。

しかし、近頃よく風邪ひくようになったもんだ、やはり年のせいかも。

それも今日まで、(と自分に言い聞かせ)今年もやります!(何を?)

まだ脳の状態が完璧でないんで今日はここまでです。
(完璧な時ってあるの?なんてツッコミはしないように)

皆様にとっても完璧に良い年になりますよう祈ります、今年もよろしくです。