秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

さて、本日のコーデは?

2007年01月20日 20時52分23秒 | 着物話
ん?誰だ、「コーデ」という言葉に抵抗があるなんて言ってたオヤジは?

だって、コーディネイトって打つの面倒だも~ん。(爺の開き直り、可愛くねぇ)

生地は紬、柄はロウケツで柳の葉。カジュアルな訪問着です。
色は紫ですが、下地に「お茶」のタンニンを曳いたこだわりの一品です。

このへんまで来ると、欲しいと言われるお客さんには説明不要です。

お好きだったら、どうぞ。としか言えまへん。

しかし、店に入るなり一言目に「もう着物着ること無いしねぇ」、と言われる
とテンションだだオチしますな。

70歳越えた方に、「いやいや、そんなコトおへん、これからですがな~。」
とはいい辛い・・・。

もちろん、人生はまだまだこれからエンジョイして欲しいけど、着物、着る場面は
確かにさほど多くは無いでしょう。

ほんでも(それでも)娘さんか息子の嫁さんに残してあげたら、よろしいやん、
と言っても返事のほとんどが、「着物なんかイラン、て言われます。」という
返答・・・。

ここで引いては商売にならんけど、最近では「もうよろし(い)、好きにしと
くれやす。」と(口には出さねど、)諦めちゃいます。

今日は少し年下のお客さんと話し込んでしまった。

彼女は今度独立してアンティークの店を始めるというコトです。

今までも雇われオーナーとして「古物」をナリワイ、としていたけど、
やはり、騙し騙されの業界です。

お金より、本当に自分の目を磨き、お客さんに喜んでもらう商売がしたくて
独立された、と言っておられました。

お金が一番大事です、という考えも否定はできません、人それぞれだもんね。

ブログや催事でいろんな人と出会える、て事は今の自分にとっては「最高の幸せ」
(言いすぎか)かも知れません。

少し酔っているかも?ではまた明日・・・。

さて、二日目です。

2007年01月20日 09時04分36秒 | 着物話
不二家大変なコトになってますな。
また大勢のパート社員や派遣社員が失業しちゃうんですよね。

「着物」業界でも、去年から「ローン会社」の人達の姿が売り場から
消えてます。

ほとんど派遣社員でしたから、大変だろうなぁ・・・。

クレジット会社の社員がいると、重ね売り等の障害が出る、というコトです。

事の正否は別として、派遣の人達の失業者が多く出たコトは事実。

大きな催事会場は別として、こじんまりした店催事などでは、ひま~な
一日もあって、そんな日は派遣社員さんは一日中座ったままでお終い、
て事もありました。

そのお店に馴染んだ社員さんなら、店のスタッフとお喋りしてヒマ潰せる
けど、慣れてない人は一日中「石の地蔵状態。」あれも辛いよね。

皆さん、今どうしているのでしょう・・・。