秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

随心院で蕎麦を喰う。

2007年01月11日 20時47分20秒 | グルメなのか?
予定通り醍醐方面へ行ってまいりました。

↑醍醐寺(境内には入らず)

ここは「とろろ蕎麦」が有名。本日はお休み↓


新奈良街道から行ったもんで、少し行き過ぎ、山科方面に戻り、目的の随心院へ。
と、いっても随心院に用があったワケじゃなくて、山門横の「橘」の蕎麦を
食べに行ったんですけどね。

やくざさんで無いんで入店。

建物は元は随心院の持ち物だったようで、築後400年ほど経ている様子です。
梁の彼方此方に年季の入ったお面が飾られております。



さて、お蕎麦です。最近良く取り上げている、「蕎麦に取り憑かれた」店主が
打つ、こだわりの蕎麦、と、までは言えません。
が、店の雰囲気と、ボリュームは満足できるでしょう。

(実はカツ丼も美味いんです。本格手打ち蕎麦屋ではありえないもんね。)

昼をかなりまわっていた事もあり、かなりの空腹状態です。
ここで、こだわりの、ザルにへロッと乗っかっている蕎麦はいただけませんな。

と、いうコトでザルの大盛りを注文!(こだわり蕎麦屋ばかり行ってたもんで
つい大盛りにしたけど、ちょいとこれが失敗・・・。)

どうです、セイロからはみ出でそうでしょう?↑

でもまぁ、これくらいなら蕎麦は別腹、のワタクシぺろりんちょです。
が、これを持って来たお姉さん、なにやら一言おっしゃいました。

でも空腹の臨界点に来ていたワタクシの意識はテーブル上の蕎麦に釘付けです。
「多分、蕎麦湯を後でお持ちします」、くらいのことだと思い箸をとりました。

石臼曳き、自家製粉の蕎麦とはもちろん違うけど、ツユは甘くなくて
ワタクシ好み、イッキに胃に納めましたね。

と、最後の一筋も綺麗に平らげたときを見計らって、出てきたのは蕎麦湯
では無く、さらにもう一ザル・・・・・・・。

さっきからお姉さんがコチラをチラチラ見ながら、調理場に「もうちょっと
待って」と言ってたのはこのコトだったのネ。

さすがに一盛りめよりは少ない分量でしたが、普通の蕎麦屋のザルくらい
はございました。

ここで「麺喰いフードファイター」モードにスイッチを変換!
年齢もダイエットも一時忘却の彼方へ。完食!!

(とうぶん蕎麦、イイです・・・・・。)

食後は口から出そう(失礼)な蕎麦を手で押さえ(オオゲサか)随心院を
少し散策。


このお寺は別名「小町寺」とも言われ、小野小町ゆかりの寺です。
謡曲「通小町」の舞台にもなってます。(深草少将が百夜通った、てヤツです。)


まだ季節には早かったけど、もう少しすれば、梅園も花盛りでしょう。


さて、今日のお昼はドコの蕎麦を・・・?

そば処萬寿亭 橘 075-572-7001
地下鉄東西線:小野駅下車徒歩3分