優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

1989年6月~(次男生後8週)

2020-07-29 08:53:54 | 日記
 そろそろ昔の日記を書き起こすのも飽きてきたけど、黄ばんだノートを読んでいると全く忘れ去っていたことが書かれており不思議な気持ちになる。先日友達に会った時そのことを話し「あなたが育児日記を付けて、息子が反抗期になった時に読み返すのよと言ってたのを聞いて、なるほどと思って真似したのよ」と言った。実際はすっかりそんなこと忘れて今に至るわけだけれど、友人は「あ~、そういえばそんなこともあったけど、〇ちゃん(私の事)それ今まで残ってるのすごいね。私なんかどこにやったか…、とっくに捨ててしまったと思う…というか、そんな事実さえすっかり忘れ去っていたよ」とびっくりしていた。

6月28日
 SOはこのごろ夜にぐずることが多い。SUの歯の検診。小さい虫歯はあるが治療の必要無しとのことで、他はよく磨かれているとのことだった。
6月30日
 SOのウンチは一日に一回、よく消化された便です。
7月1日
 SUはお父さんの病院に行くのもすっかり慣れた様子。昼食の時に行くと病院の創立記念日ということで豪華なメニューだった。SUもごちそうになり、お父さんの誕生日でもあるので、そのあとで買って行ったケーキを食べた。
7月2日
 SOは笑顔が多くなりました。SOちゃん、と声をかけるとにまーっという感じで笑います。

 


 

1989年6月(次男生後7週~)

2020-07-26 13:01:26 | 日記
6月21日
 SUもちょっぴりお兄ちゃんらしくなって、私が台所にいるときなどSOが泣いていると教えに来て、メリーを回してあやしてくれています。自分の食べるお菓子を食べさせようとしていて、慌てたこともあります。
6月22日
 SOは機嫌のいいときあやすと、ニコッ。あっ、わらった!でも今日はいくらあやしても嫌そうに目をそらして笑ってくれなかった。
6月24日
 内祝いを買いに行った。二人をおばあちゃんに預かってもらい、久しぶりにショッピング。帰りにお父さんの病院へ行き話込んで遅くなる。帰宅するとおばあちゃんが「待てど暮らせどお母さんが来ないから…」とぐったりしていた。
6月26日
 お父さんのいない生活も普通になってきた。実家の父がお見舞い、妹が出産祝いを届けながら来てくれた。SUがはしゃいでうるさかった。SOは自分の爪で顔をひっかいて傷を作っている。昨日あたりからウンチの回数が1~2回と少なくなってきた。
6月27日
 SUが珍しくおねしょをする。SOもおしっこ漏れで何度も着替え。どうしたわけかSUはお父さんのお見舞いに行っても車の中でもおとなしくしている。騒がなければ騒がないで返って気持ち悪いというか、不憫に思いおもちゃのお菓子を買ってやる。

1989年6月(次男生後6週~・我が家の語り種)

2020-07-22 10:30:03 | 日記
6月14日
 室温が30℃になった。そのせいかSUとSOが午後に3時間半も昼寝をした。二人が並んで大の字になって寝ている姿を見ると、言いようのない満足感が込み上げてくる。さぁ、この時間が家事のできる時間。おむつを洗って夕飯の支度、洗濯ものをたたんでおもちゃを片付ける。でも、二人は昼寝をし過ぎたせいで夜は遅くまで起きていたので私はぐったり。
6月15日
 お父さんは今日も風邪のため、子供たちにうつすといけないと母屋で寝た。
6月16日
 早朝救急車のサイレンの音を聞いたが、子供たちが起き出してきたのですぐに忘れていた。ところが少しして義母が慌てた様子で「お父さんが町内の朝野球で右足首を骨折して病院へ運ばれた」と言いに来た。あっ、さっきのサイレンはそれだったのか。とりあえず義両親に病院に行ってもらい、午後から必要なものを届けながら診断書を貰って、会社に提出しに行く。6週間の入院加療とのこと。買い物をして帰ると義母が「二人とも昼寝をしないで騒いで、やっと今寝付いた」と言ってぐったりしていた。夜もなかなか寝てくれずSUは甘えて「僕お母さんのこと好き」と言う。「お母さんもSUのこと大好きだよ」と言うと「僕ね、何か物が落ちていたら、お母さんにあげる」と言う。おかしくて笑いそうになったけど、これはきっと彼なりの精一杯自分にできることなのだと気づく。そして「洗濯ばさみが落ちてたら、お母さんにあげるからね」と言って、お気に入りの歌のカセットテープを途中で止めて「お母さんの好きなテープを聞こう」と言う。私がラフマニノフのピアノ協奏曲を掛けるとSUは「僕お母さんのテープ聞くよ。お母さんこの曲好きなの?」と言うので「そうだよ」と答えると「僕もこの曲好きだ」だって。かわいい。お父さんが入院しても二人がいるから寂しいとかはない。
6月17日
 SOが時々鼻詰まりで苦しそう。お父さんの風邪がうつったのかSUも咳をしている。私ものどの痛みが。お父さんの骨折のことより、子供たちが病気になったらどうしようとそのことで不安になる。午前中義両親がお父さんの見舞いに行くというとSUもついて行った。昼前に帰ってきたが咳が酷くなっている。咳止めの座薬を入れ、昼寝するように言うとすぐに寝てくれた。SOもコンコンと咳をするようになり心配になって、午後から二人を病院へ連れて行くことにした。土曜の午後ということもあり病院は混んでいたが、3か月未満の赤ちゃんはすぐに診てくれるとのことで、二人一緒に待たずに診察室に呼ばれた。二人ともルゴールを塗布してもらい薬も量の多少で同じものが出た。生後1か月のSOにどうやって服薬させたらいいか考え、アイスクリームのへらに水で溶いた薬を乗せて口の中に入れてみた。するとそれまで泣いていたSOだが、泣き止んで舌でぴちゃぴちゃさせて飲んでくれた。
6月18日
 SOを義母に頼んでSUを連れてお父さんの病院へ行った。お父さんはそろそろ身体を持て余し気味。SUは私が里帰りしていた時はお父さんとずっと一緒だったわけで、今度はお父さんがいない生活なのに別に不思議がるわけでもなく普通にしているが「おかあさん、どこにもいかないでね」と、たぶん私がいなかったときはお父さんに言ったであろうことを口にしている。夜、SOが寝てくれません。1時間以上泣き通し。眠ったかと思い、布団に下ろすとまた火が付いたようにおぎゃーおぎゃー。ずいぶん重くなって何時間も抱っこしているのは大変。夜泣きが続きませんように。
6月20日
 お薬が無くなったので通院。「薬のせいで眠ってばかりでしょう」と言われたがそうなのかな、いつもと変わらないような気がするけど。お父さんは入院をいいことに毎日漫画ばっかり読みふけって、全くいい気なもんだ。

(この当時はもちろん携帯電話も無いし、連絡とり合うのもなかなか大変でしたね。朝野球の試合でお父さんが(本人曰く)カッコよくベースに滑り込みした時のアクシデントだそうです。このことはもちろん子供たちの記憶にはないので、大きくなってから何度かその事実を話してあげたことがあります。でも今、日記を読み返したら、その前にお父さんは風邪をひいて家族に風邪をうつしてくれちゃってるじゃないですか。私ものどをやられていたけど乳飲み子を抱えて風邪なんか引いてられないと気力で治したって書いてましたよ)

1989年6月(長男3歳2か月・次男生後5週~)

2020-07-20 16:31:59 | 日記
6月7日
 気温17℃。布おむつを二枚一組で使っているので一日に30枚ほど。乾かないよ。
SOは私の顔を追視できるようになった。縦抱っこしても首を自由に動かし、お風呂の時など暴れて大変。今週いっぱいでお里帰りも終わりです。
6月8日
 寒い日が続きストーブをつけています。水っぽいウンチを4,5回しています。
6月11日
 「今度来るときはびっくりするほど大きくなっているだろう」と両親に見送られ家路につく。車中お兄さんのSUもおりこうさんに。SOもすやすや眠っていた。家についてからお父さんとSUは町内のお祭りに出かけた。その間義母に預かってもらい食料品の買い出しに出かけた。夜は荷物も整理していない散らかり放題の部屋で、お布団を敷いて4人で寝た。SUは「おかあさんもいる。おかあさんでしょ」と言っていた。SUも夜中トイレに起きることも無く、SOも夜中にウンチすることも無く第一夜は無事に過ぎた。
6月12日
 いよいよ家族4人での新しい生活の始まり。近所の人がお祝いを持ってきてくれた。午後からSUとSOが一緒に昼寝をしてくれた時は「やったー!」という感じで片づけ物をする。今までそんなそぶりも見せなかったのにSUが甘えている。義母も「お母さんがいないときはおりこうさんにしていたのに…。何でもおばあちゃん、おばあちゃんと言ってたのに」と言う。夜、仕事から帰ってきたお父さんが風邪をひいたと言って母屋の方で寝るというので、二人を寝かしつけやれやれ。
6月13日
 SUも風邪気味で体調が悪いせいか、朝わがままを言って困りました。「お母さん!一緒にいてよ!」と泣くので、洗濯や掃除をしてしまいたかったけど、諦めて一緒にいてあげました。日中はくしゃみ鼻水で少々熱っぽかったけど食欲もあり元気でした。

1989年6月(次男生後4週~)

2020-07-15 10:09:45 | 日記
6月1日
 母乳が足りているのか心配なのでミルクも与え、午前中120㏄ぺろりと飲んでよく寝ています。皆にSOの鼻息がすごいと言われますが、SUの時もこんなもんだったからあまり気になりません。私は母乳に取られるからなのか、喉が渇いて水分を普段の倍くらい飲んでいます。乳首の先の傷は痛みが和らいできました。妹が、薬を付けるよりおっぱいの成分の何とかの働きで治るから母乳を塗って乾かしておけばいいと言っていたので(薬はあまり使いたくなかったので)安心しました。
6月2日
 夜中うるさかった。夜泣きというやつなのか。何とか寝てほしいのでおっぱい飲ませてみたり抱っこしたり。泣いていないときは唸って真っ赤になっていた。その代わり日中はよく眠る。ウンチは大体5回くらい。おっぱい飲むとき手を添えていたので可愛かった。
6月5日
 昨日は日曜でSUが来ていたのでうるさかったせいか日中ほとんど寝なかったが、今日はいつもの夕飯の時ぐずる以外は結構まとまって寝てくれた。
6月6日
 1か月健診。タクシーで病院へ。同室だったKくんやTくん、皆元気でした。SOも体重が増え4600g.ありました。SUの時より少しずつ身長体重が多いですが、やはり他の赤ちゃんに比べると一番のちびでした。と言うものの増加率は他の子以上で、追いつけ追い越せといったところです。血液検査の注射をしても泣かないところはSUと同じです。これで、母乳も不足していないことがはっきりし、母乳育ちの子に不足しがちなビタミンKも大丈夫ということでほっとしました。