何の話か忘れてしまったけれど、次男と犯人当てをしていて私が
「犯人は侵入したのではなく実はずっと屋敷の中にいたんだよ。ほら、オペラ座の怪人みたいに屋根裏に潜んで…」
と言うと次男が
「オペラ座の怪人は地下でしょ」
「あれ?そうだっけ。屋根裏に居たのは誰だっけ」
と私。
すると夫が
「お前が言いたいのはこれのことだろ」
とNHKのテレビドラマ江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」(昨日の再放送を録画したやつ)を見せてくれた。
「あぁ、これこれ」
と三人で見ながらした会話なのだが。
江戸川乱歩の短編は、下宿屋に住んでいる犯人が、屋根裏を歩いて下の部屋をのぞき見しているうちに殺人を企てるという話だ。
なぜ屋根裏に上がったのかというと、たまたま押し入れに入って寝たり天井板に落書きしたりしていたら偶然に天井板が外れたということがきっかけなのだが、そこで次男が
「隣の家のお父さんの部屋だったところの押し入れも天井板外れるよね」
と言った。夫も
「あぁ、あそこな。俺は上に上がって、天井板踏み抜いてえらく怒られた」
二人の会話を聞いて私は驚いた。初めて聞く話だったから。
「隣の家の」というのは夫の実家のこと。今は空き家になっている。
「えっ?いつのこと!?」
と聞くと、夫は小学校の高学年の頃だと言い、次男もまたそのころだとのこと。さすがに次男は上を覗き込んだら埃だらけでネズミでも居そうだったので上には上がらなかったらしい。
へー!そんな話今まで知らなかったよ。夫はともかくとして、あたりまえのことだけど男の子って母親の知らないところでそんなことしてるんだね。
「犯人は侵入したのではなく実はずっと屋敷の中にいたんだよ。ほら、オペラ座の怪人みたいに屋根裏に潜んで…」
と言うと次男が
「オペラ座の怪人は地下でしょ」
「あれ?そうだっけ。屋根裏に居たのは誰だっけ」
と私。
すると夫が
「お前が言いたいのはこれのことだろ」
とNHKのテレビドラマ江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」(昨日の再放送を録画したやつ)を見せてくれた。
「あぁ、これこれ」
と三人で見ながらした会話なのだが。
江戸川乱歩の短編は、下宿屋に住んでいる犯人が、屋根裏を歩いて下の部屋をのぞき見しているうちに殺人を企てるという話だ。
なぜ屋根裏に上がったのかというと、たまたま押し入れに入って寝たり天井板に落書きしたりしていたら偶然に天井板が外れたということがきっかけなのだが、そこで次男が
「隣の家のお父さんの部屋だったところの押し入れも天井板外れるよね」
と言った。夫も
「あぁ、あそこな。俺は上に上がって、天井板踏み抜いてえらく怒られた」
二人の会話を聞いて私は驚いた。初めて聞く話だったから。
「隣の家の」というのは夫の実家のこと。今は空き家になっている。
「えっ?いつのこと!?」
と聞くと、夫は小学校の高学年の頃だと言い、次男もまたそのころだとのこと。さすがに次男は上を覗き込んだら埃だらけでネズミでも居そうだったので上には上がらなかったらしい。
へー!そんな話今まで知らなかったよ。夫はともかくとして、あたりまえのことだけど男の子って母親の知らないところでそんなことしてるんだね。