優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

リハビリを受ける

2012-07-21 14:41:43 | 日記

五十肩になって一年近くになる。
周りの経験者から、病院に行ったからってよくなるわけではないとか、治る時期がくれば自然に治るとかいう話を聞いてたので、通院はしなかった。

そもそも二年位前姑が、肩が痛い、手があがらないから病院へ連れてってくれと言うので連れて行ったら、医師から五十肩ですねと言われたのだ。

姑は70代後半である。でもものすごく元気である。健康診断してもどこも悪いところがない。
それでも時々は心臓が痛いから病院へ連れて行ってくれとか、頭が痛いからMRIに連れていってくれとか言われる。どうせ何ともないって言われるだろうなと思いつつ、診察結果を聞くと、案の定、異常ありませんと言われる。
(確実に私より長生きすると思う)

なので、去年私が五十肩になったとき姑にはそのことを言いたくなかった。50代には50代のプライドってものがあるw
一年近く過ぎたので徐々によくなってきたのだが、あと二十度ほど、どうしても手が上がらないので、ヒアルロン酸でも注射してもらおうかと整形外科に行ってきた。
ところが医師はレントゲンを見て、注射は必要ない、リハビリをしていきましょうと言う。
ほっとする反面、リハビリって何よと、案内された部屋へ入ると…

あれ?どっかで見たことあるおにいさん。
あぁ、その理学療法士は次男の中高のときの友達だったのだ。
そうか、そうだよね、みんな大人になって立派に仕事してるんだよね。

新米の彼は、なんかたどたどしい説明で、緊張しまくっているせいか、手汗がすごかったんですけど(笑)
でも、そうやってみんな一人前になっていくんだもんね。
おばさんは若い人には寛大だ。だって自分の子どものことを思うと優しくせざるを得ないでしょう、やっぱり。

7月7日

2012-07-10 11:23:02 | 日記
先日の土曜日、賢治童話の会の人たちと日帰りバスツアーで花巻に行ってきた。

賢治のふるさと花巻には何回か行ったことがあり、去年も夫とドライブながら行って来た。
この会の人たちももちろん賢治のファンなので、ほとんどの人が何度も訪れたことがあるはずだ。

でも今回は違う。
賢治好きが集まった会である。

商業施設として作られたものなら一般の人でもそれなりに楽しめるだろうが、今回私たちが行きたかったのはそこではない。
興味のない人から見ればそこは、ただの駅でありただの学校でありただの川でありただの山である。
そういえばバスの運転手さんも観光ルートは十分熟知しているようだが、私たちの希望するコースを見て頭を傾げていたな。

私たちは、川のふちに自生する胡桃の木を見ては歓喜し、藪の中に烏瓜の木を見つけては大騒ぎし、畑の麦の穂を見て感嘆の声を上げた。
賢治が愛したイーハトーブがすべていとおしく感じられるのである。

記念館に行ったときも、運転手さんが40分ほどの時間を見ていますと言うのを、

何時間でもいられる。
あー、私もそう思う。

そんな会話をしながら見て回った。

この前夫と行ったときは、

もういいだろ
次行くぞ
まだか

こんな調子で、落ち着いていられなかったし。

楽しい一日だった。