優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

土曜日

2017-11-26 11:38:15 | 日記
文学講座の先生が、この作家は場面や風景を考えながら文章を書いているのではなく、脳裏に浮かんだことをそのまま文章にしたのだと言った。
この場面にはこういった小道具を置いた方がいいとか、この風景には雪を降らせた方がふさわしいとか、そんなことを考えながら書いたのではなく、自分の頭の中に見えた光景をそのまま写し取っているのだと。

小説にはいろんな技法があると思うが、細かいディテールにまで拘って、考えつくされた言葉をパズルのように組み合わせて書く人もいるだろうし、自分の頭の中に状況が見えていてそれを見えたまま勢いで書く人もいるだろう。
小説といっても古今東西色んな作品があり先入観を持たずに読むのはいいことだと思うが、好みがあると思うので作品紹介などは参考になる。私自身はネタバレとか全くかまわないのであらすじとか教えてもらえるとありがたい。
そして私の持論だが、自分の好きな作家さんの好きな他の作品(小説に限らず)はやっぱり自分の好みであるということ。

一挙に寒さが来て雪もちらつき、文学講座の出席率も若干少なくなったように思えた。今年は三島由紀夫の「美しい星」が最後の講座になる。
まずは、前のようにすっかり忘れてすっぽかしてしまわないよう気を付けよう。

面会

2017-11-23 22:18:00 | 日記
姑が入院している病院に面会に行ってきた。用事があって2週間以上行けなかったので久しぶりになる。
今回行って驚いたのだが、姑はとても落ち着いていた。
いつもは不定愁訴ばかりで話にもならないのだが、穏やかに落ち着いて座っていることができたので、久しぶりにゆっくり話をしてきた。会話と言っても内容はつじつまが合わなくて同じことの繰り返しなのだが、それでも私が冗談めいたことを言って笑うと、姑もそれにつられて笑っていた。その笑顔を見て、認知症がひどくなる前はこうだったんだと思い出したら涙が溢れてきた。
認知症になってイライラさせられっぱなしの期間が長かったので、危うく昔の姑のことを忘れるところだった。
これは治療の効果が出てきたのか?
家でデイサービスに行っていた時もグループホームに居たときもどんどん問題行動がひどくなる一方で、ついこの前までは病院に入院したってなにも変わらないと思っていたのだが、初めて良い方に変わったと思えたので、看護師さんに、前回来た時より随分落ち着いたので驚いたと伝えると、認知症の場合は波がありますからと言われた。
どうか、もう大波が来ませんように。


骨粗しょう症検査

2017-11-21 16:59:37 | 日記
市の保健予防課から、骨粗しょう症検診を受ける年齢です、とはがきが来ていたので、近所の医院で骨密度の検査をしてもらった。、
男性は年をとっても骨密度はあまり変化しないけれど、女性の場合はホルモンの関係なのか閉経後から急激に低下するという。
以前に検査したときは40代の時だったのでどう変化したのか気になっていた。

結果は同年代との比較で113%で、これは40代の時と全く同じだったので、今のところ大丈夫と思われる。

まぁ、結果が良かったので何も問題ないのだが、実は腑に落ちないことがある。前回調べたときも、昔から牛乳が苦手でほとんど飲んでいないのでさぞかし骨量が足りないだろうなと思ったのにそうでなかったことが不思議だったが、今回もそんな感じなので直のこと不思議に思うのだ。成長期である中学校の時も、骨を丈夫にするために牛乳を飲みましょうと言われていたが、給食の牛乳は運動部の男子にあげたりしてほとんど飲まなかった。更年期に差し掛かった時母親からも、後で後悔するから今のうちにカルシウム(イコール牛乳)を飲みなさい、と言われたが、はいはいと生返事をしていた。その分ヨーグルトやチーズ、小魚を摂ったかというとそうでもない。
ここのところが私の疑問なところだ。

そういえば、ついでにお医者さんに「コレステロール値が上がってきているので鶏卵、魚卵などは控えた方がいいですかね」と尋ねたら
「食べ物は関係ありません」
と言われた。
ふ~ん、いろんな学説があるからね。でも牛乳等カルシウムを積極的に取らずにこの年齢を迎えた自分の骨がこのくらいなら、その説もありかな。

それはそうと、私と同じくらいの年齢のこのお医者さん、骨密度の説明をした後に、
「男はじーさんになっても骨密度はほとんど変わらないけど、女の場合はばーさんになると激減するからね。アンタもこれからばーさんへまっしぐらなんだから気を付けてね」

……はい。ご丁寧にありがとうございました。

検索ワード

2017-11-16 17:30:36 | 日記
さっき、検索ワードの上位に「ポーの一族」を発見!
「ポーの一族」といえば言わずと知れた萩尾望都さん原作の人気漫画。夢中になって読んだのは少女時代でした。
おこづかいで買い揃えたコミックは、大学に入って下宿した時にも、その後にアパートに移った時にも、就職したときにも、結婚したときにもずっと手元に置いてきたので、現在も私の本棚に揃っているのです。
つい先日、後生大事にしてきたコミックをいよいよもって捨てようかと決心したばかりだったので、すぐにそのニュースを読みました。すると「宝塚歌劇団でミュージカルとして公演されることになり、その制作発表が今日あった」ということでした。

わぉ!また決心が揺らぐではありませんか!
もう一度読んでみようかな…

小春日和

2017-11-10 17:03:40 | 日記
11月になってから暖かい日が続いている。
例年だと今頃は霰が降ったりして冬タイヤの交換を考える時期なのだが、今日などは出かけるとき上着を忘れるほどだった。

仕事が2時に終わって家に帰ってきてから、夏にさぼって庭木の剪定を半分しかやらなかったことを思い出し、枝切りバサミを持って庭に出た。
人の目につく表側だけ刈り込んでいたのだが、裏側はそのままにしていたので夏からさらに生い茂ってすごいことになっていた。
11月に庭仕事なんて、せいぜい枯葉を集めるくらいだけど本格的に剪定なんかしちゃっていいのかなと思いつつ、ばっさばっさと枝を落として思った。この時期にやると虫がいないし、あらかた草花は枯れているので邪魔になるものがないし、何より暑くないので楽だ。

でもどうなんだろう、せっかく冬に備えてもこもこに葉っぱを生い茂らせていたのに、思いっきり風通し良く枝を落とされた貝塚伊吹。なんだか恨めしそうに見えたのは気のせいだろうか。