優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

強く願えば

2013-02-25 22:56:20 | 日記

困ったな~、困ったな~、
どうしよう、どうしよう、

かなりの時間、そうやって悶々としていたのに、いざとなったらわりに簡単に解決してしまった。

今はもう亡くなってしまったお年寄りの女性が、よく言ってたことだが、

「強く思うのよ。窮すれば通ず、と言うことわざがあるでしょう。心の中で強く念じていればそれはきっと叶うはず」

私が悩んでいるのを見ると、その人は私にそう言った。
そして、本当に今まで窮地に立たされることがあっても、強く強く心の中で思っていると不思議にうまくいった。一期一会と言う言葉があるが、その人との出会いを今でも私は忘れない。

93歳で亡くなったその人Kさんは、娘時代山奥の分校の女教師だったという。いつもユーモアを忘れない愉快な人だった。

私が介護の仕事を始めて間もないころのことだった。

「どんぐりの歌を作ったから、あなたはそれに合わせて踊ってちょうだい」
と言われた。

えー?(@@;)
「無理です。そんなの、できません」

若かった私はそう言って断ったけど、一緒に振りをつけて踊ってあげればよかったな、と今なら思う。頭の固かった私は、「今」を楽しむことができなかったのだ。

あれから何年もの歳月が流れ、kさんの家のあったところにはアパートが建っている。
kさん、あなたが教えてくれたこと、ちゃんと私に根付いてます。
強く願えばきっと叶う。


中途採用

2013-02-05 09:37:23 | 日記
多分、職場も学校も同じだよね。

学校で言えば転校生、仕事では中途採用の人。

周囲の人間は皆わかっていて、自分だけが分からない、そんな環境に飛び込むのだから。

違う職種をはじめる人は、普通校から実業高校へ転校したみたいな感じかな。

年を取ればとるほど、今まで生きてきた自分の中の常識が凝り固まっているわけだから、新しい環境に慣れるのは大変なことだ。

その点が、社会人と学生の違うとこかな。

学生だったらまだ若い柔軟な頭で、新しいことを覚え新しい環境に適応していくのにそんなに時間はかからないだろう。

でも、職場は即戦力が欲しいので悠長なことは言ってられない。

一刻も早く仕事内容を覚えて、他の職員同様の仕事をしてもらいたいはずだ。

訪問介護の送迎バスの運転手さん、かれこれ一ヶ月ほどになると思うが、見ていて痛々しいほどいっぱいいっぱいなのだ。

なぜだろう、同じように中途で入ってきた人は他にもいるのだが、そんなに違和感を感じないままいつの間にかとけ込んでいた。

今年は運悪く大雪のため道路事情も悪いということもあり、時間通りに運行できない。

それに加え、ルートを覚えてないため道を間違う。

利用者は重度の障害がある人たちなので、一人ひとりの対応も異なり、覚えなければならないことは沢山ある。

大丈夫かな。

今日は体調不良のためお休みということである。




立春

2013-02-04 09:56:44 | 日記
今日は立春です。

凍った路面にうっすらと雪が降り積もっていて、今朝は危うく滑って転びそうになりました。

でも、お日様の光が差してきて、春はもうそこまできているんだという兆しが垣間見える日となりました。

今年ほど春を待ち焦がれた年はないかもしれないと思います。

運悪くこの豪雪の年、仕事の都合でここに住むことになった知人は、もう自分の地元に帰りたいと言ってました^^;

無理ないと思います。

連日吹雪なんですから。

その気持ち、よくわかります。

でも、だからこそ、今日のように穏やかな日差しの日は、それだけで気持ちが明るくなります。

そう思えるのは、自然の厳しさを体験しているからこそなんですよね。


昨日届いた手紙

2013-02-01 20:27:31 | 日記
その手紙を読んだとき、しまった!と思った。

某会を運営していただいている先生からの手紙で、三月から始まる例会のお知らせだろうと読み進んで驚いた。
緊急の連絡ということで、自分が難病に罹患したため、一年間という期日を予定しなければならない。入院治療を繰り返せば悪化を食い止める道筋はある。必ずや一年で健康を取り戻し会活動に復帰して見せるつもりだという内容が書かれていた。
会の運営には三役を中心に皆で話し合って、自分がやってきた形式をとることは一切考えずに自由にやっていただきたい、とも書かれていた。

実は先生の奥さんは末期癌のためホスピスで療養中という話があり、息子さんは重度の障害を持っているということである。それも、先生からは一切そのような話は聞いたことがなく、他所から聞こえてきた話である。
だから最近痩せてきたのは家族のことで心労があったのだろうと思っていた。

一切のお電話やお見舞い等、謝絶申し上げます。とも書かれており、私達に要らぬ気遣いをさせたくないと言う思いが伝わってくるのだが、先生には聞きたいことや話したいことが沢山あるのだ。
冒頭の、しまった!というのは、もっとお話を聞いておくべきだったと言う気持ちから出た言葉だ。

どうか、屈強な精神力を持って病気に立ち向かい、来年には絶対に元気な姿を見せてもらいたい。