昨日、買い置きしてある電池の使用期限(正しくは 使用推奨期限)が近づいていることに気が付き、家中の時計の電池を交換した。
そういえば去年の大晦日、実家に皆が集まって食事をしたときのこと。
居間の掛け時計が15分も進んでいることに気付き、いくら何でも15分も違ってるのは無いでしょ…、と言うと母が
「15分なんて大したことじゃない。それよりこの時計不思議なんだよ。一度も構ったことないのにずっと動いているんだから」
と言った。
私が、
「そんなわけないでしょ。(亡くなった)父がちゃんと定期的に電池交換して調節していたんだよ」
と言っても、母は聞く耳持たずで
「不思議だよね、ずっと動いてるんだもの」
と繰り返している。
義弟が、電池がだめになったのかもしれないから取り換えてやると言ってその時計を外した。そして裏側を見てメモが挟んであると言った。
几帳面な父らしく電池を取り換えた日付をメモしていたのだ。
「ほら、お父さんがこうやって電池取り変えて調節してたんだよ…」と言いかけて私はびっくりした。
そこに書かれていたのは2015年5月19日。
父が亡くなるちょうど1年前だったのだ。
去年の5月19日には三回忌をやったのだがその日も前日の豪雨のため、妹の長男が新幹線が運休になり出席できなかった。我が家も途中の道路が冠水したり高速道路が止まったりして大幅に遅れ、法要に間に合わなかったという忘れられない一日になった。
「5月19日って…、お父さん!またこんなとこにサプライズかよ…」
そういえば去年の大晦日、実家に皆が集まって食事をしたときのこと。
居間の掛け時計が15分も進んでいることに気付き、いくら何でも15分も違ってるのは無いでしょ…、と言うと母が
「15分なんて大したことじゃない。それよりこの時計不思議なんだよ。一度も構ったことないのにずっと動いているんだから」
と言った。
私が、
「そんなわけないでしょ。(亡くなった)父がちゃんと定期的に電池交換して調節していたんだよ」
と言っても、母は聞く耳持たずで
「不思議だよね、ずっと動いてるんだもの」
と繰り返している。
義弟が、電池がだめになったのかもしれないから取り換えてやると言ってその時計を外した。そして裏側を見てメモが挟んであると言った。
几帳面な父らしく電池を取り換えた日付をメモしていたのだ。
「ほら、お父さんがこうやって電池取り変えて調節してたんだよ…」と言いかけて私はびっくりした。
そこに書かれていたのは2015年5月19日。
父が亡くなるちょうど1年前だったのだ。
去年の5月19日には三回忌をやったのだがその日も前日の豪雨のため、妹の長男が新幹線が運休になり出席できなかった。我が家も途中の道路が冠水したり高速道路が止まったりして大幅に遅れ、法要に間に合わなかったという忘れられない一日になった。
「5月19日って…、お父さん!またこんなとこにサプライズかよ…」