スマートスピーカー

我が家にあるのは次男がプレゼントしてくれたアレクサ。
１歳８か月になる孫はアンパンマンの曲をかけてほしくて、まだ口が回らないのにアレクサの前に行って「あうぇくちゃ」などと呼び掛けている。
話せるようになったら普通に使いこなすのだろう。
ちょっとした調べ物ならすぐに簡単にできるので、パソコンを立ち上げる頻度が減った。
便利な機能も色々あるし、使いこなしたら近未来的でかっこいいと思うのだが私が使っているのは専ら音楽の再生。それだけで十分満足だ。
単調な家事も音楽聞きながらすいすい。
聴きたい音楽は７０年代洋楽。アレクサはそんな昔の曲でもちゃんと探してくれるし、わがまま言っても怒らない。

春が来た

やっと春めいてきた。
冬の間お休みだった賢治の会も再開し、今日が今年初めての例会だった。
ほとんどが高齢者なので、春一番の会では会員の皆が無事に再会できるか一抹の不安もある。
ところが皆さん元気でその心配も稀有であった。
タレントさんなどを見ても実年齢より体年齢、精神年齢が若々しい人は沢山いるし、姿勢の良さや動きの機敏さは若く見えるコツだと思う。
そういえばこの会の人たちは趣味が多彩で、朗読やお芝居を人前で発表したり他の趣味の会に出て学んだりしているのでおしゃれにも気を使っているし、実年齢よりはみな若く見える。何より張り切っている。見習わなくては…

少子高齢化

町内の子供会の名簿を作成するために、新規に入会する子供がいたら教えてほしいとのこと。
担当の区域は５０世帯だが小学生のいる家は3軒だけ、全部で５人だった。
私が子供会をやっていた時は小学生のいる家は十数軒あり、兄弟も多かったから20人以上いたものだったのに。
今は半数以上が高齢者世帯で、住む人がいなくなって空き家になっている家も何軒もある。我が家の前は公園で雪遊びをするにはもってこいの場所だ。でも公園を利用しているのは雪を捨てに来る年寄りばかりで、子供たちは誰も遊んで無い。日本の縮図なのだろう。

雪の上の足跡

令和四年が明けてからも雪のせいで電車が止まったり雪寄せ中の事故があったりと、冬だからしょうがないと思えばそれまでだけどなかなか大変な日が続いています。朝の渋滞は学校の冬休みが終わるといっそうひどくなります。可愛いわが子を吹雪の中歩かせるのは忍びないと思うのは、親ならば無理もないこと。

それにしても朝、降り積もった雪の上に相変わらず猫の足跡があります。決まって正面の門から入ってきて裏口から出ていきます。雪が無い時は我が家の庭をトイレ代わりにしていたのですが、さすがにそれは無いようです。今朝、町内の回覧を各班長さん宅へ届けるために玄関を出ると、やはりそれはありました。朝早かったせいか、まっさらな新雪の上に車や人の足跡も無かったので猫の足跡をたどっていくと３班分の距離を歩いて、ある家のところで消えていました。そこの家は、猫嫌いだった義母が生前「〇さんのとこは猫４匹もいる」と言ってフンの被害で迷惑がっていた家です。まさかその当時の猫ではないと思いますが、どうなんでしょう。
私も回覧を届け終わりました。今日は雪も小康状態です。

十二支を完成させるのはいつ…

コロナが流行して外出を控えるようになった2年前、家でできる趣味があれば、と通信販売で見つけたつるし飾りを作ることにした。
十二支を作っていくので一か月に一セットが送られてきてちょうど１２か月で完成となるものだ。友達がそれと別のコースで刺繡やリース作りなどをやっていて完成するたびに写真を送ってくるので、私にもできそうかなと思ったのもある。セットが送られてきて型紙や作り方の説明があるので、その通りにやればちゃんと出来上がるようになっている。
私の場合はどういうわけか最初はビギナーズラックでうまくいくので、思いのほかかわいくできて、これって私にあってるんじゃないの、仕事辞めたらこれを趣味にしてもいいんじゃないのとさえ思った。そして三か月、ネ、ウシ、トラまでは楽しく順調にできた。四か月目を過ぎたあたりからあれ？なんだか滞り、翌月にずれ込むようになった。それでも、ウ、タツ、ミまで来た。ところがその後何というか、急速にやる気が起こらなくなってきて、次々に送られてくるセットが溜まりだしてきた。でもその時はそのうちやるし、今ちょっとだけ休んでいると思っていた。

そしてついに１２か月のコースは終了となった。ネ、ウシ、トラ、ウ、タツ、ミで今に至る。
もちろん、完成させようとは思っている。時間がかかろうと誰に迷惑かけるわけでもないし、腐ってなくなるわけでもないから何も困らない。
でも、先輩諸氏にその話をしたら、皆さん口をそろえて「あなた、後でやろうと思っているでしょ。でもね、今やらないものは後でもやらないのよね」と言う。
いやいや、やりますって。仕事リタイヤしたら絶対やります。お金出して注文したんだもの。友達にも完成したら写真に撮って見せてねと言われてるし。
でも、そう言い返す自信も無く口をつぐんだままの私だった。