優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

1992年10月~12月

2020-10-28 12:48:44 | 日記
10月5日
 su発熱。顔色が悪く頭が痛いと言って具合悪そう。また風邪の季節が始まってきたのか。
10月6日
 兄の風邪もうつらずsоは元気です。自分と遊んでくれないので怒ったりはしていますが、隣にきて電車の絵を描いて遊んでいます。
10月24日
 suは時計の何時何分を言えるようになりました。sоは昼寝をしなくなりました。
11月4日
 一か月ぶりにまたsuが発熱。数日前からめまいがするとか首やのどが痛いと言っていたが、病院に連れて行くと溶連菌感染症と言われた。今朝は体幹に出ていた発疹が首や二の腕まで広がりかゆがっていた。去年も11月に溶連菌感染症に罹っている。sоは元気。来週三歳児健診なので、うつったら大変だから兄さんのそばに行かないように言い聞かせる。言いつけをよく聞いてかわいい。今朝も兄を病院に連れていくと言うと「いいよ。僕一人でお留守番してるから大丈夫だよ」と言っていた。
11月12日
 sоの三歳児健診。「歯が2本足りません」の言葉にびっくり。
11月13日
 sоは、いたずらをして私に「sоちゃん、やったでしょ!」と言われると「ギクリ」と言ったり、失敗したり間違ったりすると「タリラ~ン、タリラリラ~ラ~ン」と(バッハのトッカータとフーガの一節を)口ずさむひょうきんな奴です。
11月17日
 ここ数日暖かい日が続きあちこち遊びに行ってきたが、その後suがまた熱を出しぜんそくがひどくなっている。今回は珍しく一日遅れでsоも熱を出す。suが咳がひどいこともあって眠れないのと対照的に、sоは具合が悪いととにかくよく寝る。半日眠って目を覚ますと「おなかすいた」と言ってご飯を食べ、そのころには38.5度あった熱もみるみる下がって元気になっていた。
12月11日
 幼稚園から帰ってきたsuが「僕ね、縄跳びできるようになったんだよ。見ててね」と言うので「えー⁉ほんと?」
驚いたのには理由があって、実は先月参観日に行ったとき、クラスのほとんどが出来るのにsuだけが出来ずに一人だけ座り込んで動こうとしないのです。と言っても上手な子もいれば飛べてるとは言えないようなおかしな格好の子もいるので、別に大したことではないのですが、問題なのは先生が「練習しましょうね」と言ってるのに頑固に動こうとしなかったこと。なので家で練習させようと思い、縄跳びを持ってこさせて一回はやったのですが、次の日からまた熱を出して出来なかったのです。だから、たった一度の練習で出来たなんてと親子ともどもびっくりしたのでした。
12月15日
 積もった雪は解けてところどころに残っている程度。子供たちは雪遊びというより泥遊びと言ったほうがいいような、雪だるまを作って遊んでいます。
12月17日
 今朝suが急に嘔吐。胃の内容物はほとんど無いので痰を吐いて苦しがっている。またぜんそくの発作が?と吐くだけ吐かせて休ませたが「苦しい」と何度も繰り返すので病院へ連れて行くと「自家中毒」とのこと。suは、私に兄弟喧嘩のことや早寝早起きのことで叱られて嫌な気持ちになっても「おかあさん、さっきはごめんね」などと言える子で、本当に優しくて周囲の人に対しても思いやりがある。この前も、春からは小学生になるので「学校までの道のり歩けるかな」と心配していたsuに「もっと遠くから来る子だっているんだよ」とはっぱをかけたところだった。あれやこれやでプレッシャーがかかっていたのかもしれない。
12月19日
 ようやくsuも体調がよくなり、念のため小児科へ連れていき尿の検査をしてもらい異常が見られずやれやれ。そう思っていたところデパートの遊び場で遊んでいたsоが突然激しく嘔吐。赤ちゃん時代から吐いたことがほとんどなく病気もしたことがなかったので、ものすごい量の吐しゃ物を見て一瞬何が起こったのかわからず茫然。その割に吐いてからはケロッとしている。そしてまた吐き気が出て…と数回繰り返し。suと症状は似ているのでそうかなとは思ったが、休日診療に連れていくと先生に「何かストレスはありませんでしたか?」と尋ねられ「…?」
強いて言えば兄の自家中毒を見たことか?でもsоは我慢強いところがあるから、周りの人が大変な時は自分は迷惑かけないよう我慢しているということはある。

(ここで私の日記は終わっている。黄ばんだ大学ノートに書かれていた内容を読んでこの6年間の思い出に浸ることができた。この後のことは自分の頭の中に残っている事だけで、その記憶もあいまいになってきて都合のいいように作り変えられていたりもする。まぁ、それはそれでいいのかもしれないけれど…。
そういえばsоが嘔吐したデパートの遊び場、頻繁に利用させてもらっていたがあの時動転していてちゃんと後始末してきたのか、お店の人にちゃんと謝ってこれたか全然覚えてない。そのデパートも今はもう無い。)

1992年7月~9月

2020-10-26 16:31:21 | 日記
7月3日
 幼稚園のマーチングでベルリラに選ばれたsuだが「ぼくは太鼓のほうがよかったのに」と不満そう。電子オルガンで「ねこふんじゃった」をsоに教えるといって指をつかんで弾かせていた。
7月5日
 sоの絵は、今までは偶然にできたものを「おにぎり」とか「サツマイモ」とか言っていたのですが、このごろは大きな丸を描いて長い耳を描いて目、鼻、口を描いて「トトロを描いたよ」と言っています。
7月10日
 お父さんを迎えに空港まで行く。車の中でsuが元気がないのでおかしいなと思っていたら熱がある。飛行機が遅れ、遅くなってしまったのでまっすぐ家に帰ろうと思ったたが、お寿司屋さんに行くと言うので寄る。さすがにいつもの食欲はなかったがお寿司を食べて少し元気になる。
7月11日
 昨夜少し熱は出たが今朝には熱が下がっていた。一晩で下がるところをみるとsuも丈夫になってきたのかも。
7月24日
 今日でsuの幼稚園、無事1学期が終わりました。1学期中で風邪をひいたのは2回。熱も1日で下がっています。ぜんそくの発作も今のところ治まって、たまにこんこんと咳が出るくらいです。自分で伴奏をつけてオルガンを弾けるようになりました。
sоは「あしたてんきにな~れ」の音階を自分で探して弾いて得意になっています。
9月4日
 今年の夏休みの前半は涼しくて友達と約束していた海にも結局行くことができなかった。電車で私の実家に遊びに連れて行ったりはしたけれどその時も雨だった。ところがお盆過ぎから猛烈に暑くなり一度だけレジャープールに出かけた。二人とも夜更かしをして騒いでいるのでお父さんに「うるさい!」と怒鳴られること数回。
9月10日
 今日から学校関係は毎月第二土曜日が休校になる。
三日前からsuが風邪で鼻水、咳、発熱。そしてsоにうつったらしく朝から「はなでるよー」と騒いでいる。
9月12日
 病院へ行った帰り、前々から約束していた映画を見に行く。1時間20分、suは飽きずに見ていたがsоは途中で「もう帰ろうか」と言っていた。
 

1992年4~6月(長男6歳・次男3歳)

2020-10-21 10:50:00 | 日記
日記を書く回数も徐々に減って、この年(平成4年)で終わっている。なのでもう少し。

4月29日
 SUは年長クラスになってからぐんと成長しました。年中さんの時は年長の子供たちが怖いと言ってびくびくしているような感じだったのが、今は怖いもの無し。のびのびしています。一人で登園するようになりました。いろんなお友達の家に行けるようになりました。今までは恐いと言って見なかったターボレンジャーやジェットマンに夢中になっています。ブランコの立ち乗りも上手になり鉄棒の前回りも出来るようになりました。自転車も補助輪無しで乗れるようになり、一人で買い物も出来ます。これらはすべてここ一か月に出来るようになったことです。友達のお母さんからも「SUくん変わったね」と言われます。昨日は幼稚園のPTAだったのですが、教室の外にいてもSUが大きな声で「ぼくにあてて!ぼくに!」と言ってるのが聞こえていました。皆が一年分成長したわけだけど、SUは最近急に変わったなぁと思います。喘息の発作はまだあるので、食欲には波があり、体調がいいときは大人と同じくらいの量を食べれます。
 SOはいつも元気で、風邪を引いても兄の十分の一くらいの軽さで済みます。先日は一人で近くの公園に行って女の子たちと遊んでいました。この前バスに乗ったら、降車ブザーを自分が押せなかったものだから「兄さんのバカヤロー!お母さんのバカヤロー!」と大騒ぎ。よその人の車に乗せてもらった時も「〇〇(お菓子屋さんの名前)に行けー!」と大声出すし、よそのお宅にお邪魔しているときも「これ、美味しくないー!」なんてことを言うので恥ずかしくて連れていけません。先日も、兄さんに怒られたと言って外でひっくり返っていました!
6月9日
 SOも先月おまるを卒業しました。おじいさんから自転車(補助輪付)を買ってもらったので昼寝から覚めると兄さんたちに付いてグランドに遊びに行きました。心配なので私もついて行って子供たちが遊ぶのを見ていました。先日幼稚園の先生が「男の子と女の子の違いがはっきりしてきた」と言っていました「女の子は口が達者で、みんなお姫様にしてあげないとご機嫌ななめ。だから遊びでもけっこう気を使ってあげないといけないんです」とのこと。「男の子の場合はとにかく食べさせて、だめなことはだめ!そして、はい、遊んで、でいいし喧嘩をしてもあとくされが無くて、叱られてもすぐにけろっとしているから楽なんです」と言ってました。確かに男の子たちの遊ぶのを見ていると走り回って転んだり高い所から飛び降りたりして身体的に痛い目には合っているけれど単純だし、おやつをあげると喜んで食べてくれます。
 SUの病院通いは続いています。このごろきたない言葉を言うのが流行ってるらしく病院の待合室で同じくらいの子と「うんち」とか何とか言って大はしゃぎしていました。最近はもっぱら友達と自転車を乗り回して遊んでいるのですが、興味関心が外へ外へとぐんぐん伸びて危険がいっぱい。再三の注意も聞かず夢中になって道路を走り回っているSUにげんこつをおみまいした!

お食い初め

2020-10-19 17:33:06 | 日記
初孫のお食い初め

何でもそうだけど初と名の付くものは特別皆に慎重に扱われる。
私が書いていた日記を読んでも、最初の子と二番目の子では扱いが違うことがわかる。
もちろんかわいいのはどちらも同じ、変わらない、と胸を張って言えるのだが。

今はおっぱいを飲んで寝て、泣いて、あやされて笑って…
だけど1週間後、1か月後、半年後、1年後、どんどん成長して、いつかお姉ちゃんになる日が来るかもしれない。
私の育児日記の話を聞いたお嫁さんが「私もやろうと思って」とスマホを見せてくれた。
自分の育児日記を読んで、孫がまたそうやって成長していくんだろうなと思うとなんだか嬉しくもあり誇らしくもあり、
まだ赤ちゃんでしかない孫が頼もしく見えた。

1992年1月

2020-10-17 11:36:03 | 日記
1月11日
 年末年始は私の実家、8日は電車で私の友人の家、10日はスケートへ。近くの図書館へ行くのもSUとSO二人で「探検隊ごっこ」とか言って一緒に遊べるようになり、仲良くしていると可愛い。ここ二週間はSUが病気をしていないので、お父さんも「この頃SU、風邪ひいてないんじゃないか?」と言うほど。
1月23日
 昨日から幼稚園が始まりました。SUが冬休みに描きためた「きょうりゅうのたび」という紙芝居を持たせてやったら、先生に「上手なのでみんなに読んであげました。ピアノも上手なのでSU君に弾いてもらいました」と言われました。親というものは自分の子供が褒められるとうれしいものなのですね。まぁ、こんなことは身内に自慢するしかないのでSUにそのことをおばあちゃんに教えてあげるよう言うと「はずかしいから」ともじもじしていました。
1月31日
 朝が苦手なSUに「(幼稚園に)はやくいきなさい。ちこくだよ」と弟のSOがはっぱをかけていました。