優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

旅立ち

2012-03-30 23:31:14 | 日記
夜八時を過ぎてから、ひょっこりやってきたのは近所に住む甥っ子。

「明日いよいよ旅立ちます」

関東の大学に進学が決まって、親元を離れて一人暮らしとなるのだ。

こうしてまた若者が田舎から去っていくのだな。

  都会の絵の具に~、染まらないで帰って~♪

という何十年前にヒットした歌(木綿のハンカチーフ)のフレーズを思い出しながら、ふと甥っ子の頭に目をやると、

ありゃ、髪の毛が、茶色くなっているし^^;

甥っ子は高校球児だった。

その中でも彼は、お坊さんか?というだけ剃りあげていたので、部活が終わってから伸ばし始めた髪はやっと一人前になったという感じ。

ははは^0^

大学デビューってやつですな。

頑張れ若人よ。

継続は力なり?

2012-03-25 08:07:40 | 日記
日曜日の朝、惰眠をむさぼる私の耳に聞こえてくるのはリビングのテレビの音

 ガッシャーン
 大丈夫か!?
 キュイイィーン
 待ってろ!必ず助けるからなー!
 ドッカーン
 ゴーーー

けたたましいそれは…、
仮面ライダー、です。
見ているのは50をとうに越えた夫。
そう聞くとキモいおっさんみたいですが(私もそう思います)、
よく考えると夫は、小学生のとき仮面ライダーに出会い、
その後テレビ放映されてからずっと見てきたのです。

中学生になっても見た。(このくらいはまぁ当たり前でしょう)
高校生になっても見た。(このくらいはあるでしょう)
大学生になっても見た。(まぁ、あるかもしれません)
社会人になっても見た。(いくらなんでも離れるでしょう)
結婚しても見た。(普通、忘れるでしょう)
そして息子が生まれても見た。(これは嬉しかったでしょう。息子たちと一緒に見られることが)
息子たちは小学生の頃までは見ていたけれど、いつか見なくなっていきました。
ところが夫は見た。
というわけで、要するに夫は子供の頃からずーーーっと見続けてきたわけだから
考えてみればそんなに不思議なことでもないのかもしれない。

でもやはり私は、夫が出張かなんかで見られない日に録画予約にしっかり入っているのを見つけると
なんか、キモいおっさんだな、と思ってしまうのでした^^;


 

食べ物で冒険ってだめですか?

2012-03-14 10:33:05 | 日記
夫は食べ物に対して冒険をしたくないタイプ。
私はその反対。

今は野菜なんかでも農家の直売所などに行くと、いろんな珍しいものが売られているので、試してみるのが最近の楽しみになっている。
当然、食卓に並んだそれに、夫はなかなか手を付けようとしない。

ある日、二人で出かけて遅くなったので、ラーメンでも食べていこうということになった。
当然、夫はいつも行ってる店に行こうとした。
ところが、道路を挟んだ向かい側に、新しい店が出来ているのを見つけた私は、そっちに行きたいと思った。
聞いたことがあるような無いような名前だったので、チェーン店だと思う。嫌がる夫を説き伏せて、その新しい店に入ってみた。

入った瞬間、嫌な予感がした。店自体は新しいのだが、なんとなく汚れているような気がしたのだ。店員さんも、いかにもアルバイトですみたいな雰囲気がありありで、入ったときには私語をして笑っていたので、挨拶は話が終わった後からだった。それはともかく、テーブルの脇においてある調味料も、ふたが半分開いていたり、コップの底にゴマがついてたり…。でも、まてよ、味は?もしかしたら、ここに書いてあるように、一度食べたらやみつきになる、のかもしれない。

そう気を取り直して、運ばれてきたラーメンを一口食べたら
……、
なんと表現したらいいのだろう。久しぶりにまずいものを食べたというか…。
ここで断っておくが私はグルメではないし、好き嫌いも無く、大概のものはおいしくいただける人間だ。その私でさえこうなのだからと、恐る恐る夫の顔を見ると案の定むっとしているのが分かる。

あぁ、前にもこれと同じようなことがあった。

店を出て、「ほらみろ!」と夫に言われた。
「だからオレは冒険したくないんだ」とも。

そういえばこの夕飯時に、無駄に広い駐車場に車が一台しかないという時点で気付くべきだった…。
開店してどのくらいになるのか分からないが、多分あと何ヶ月ももたないだろう。前に失敗した店もそうだったから。

あー、口直しにスイーツでも買って帰るか。
ということで、私のダイエットは一向に進まないのであった。

北帰行

2012-03-12 12:37:49 | 日記
今朝空を見上げると、白鳥が綺麗なV字編隊で飛んでいくのが見えた。

いくつかのグループがあり、7,8羽くらいのものから、20羽近いものもあったが、皆目指すは真北の方角であった。

そうか、渡りの季節になったんだ。

今日はまた雪が降っている。

一度は顔を出した地面もまた真っ白になってしまった。

生まれた地へ帰るため長い旅をする渡り鳥。

季節を問わず野菜や果物を食べられるようになった人間が

渡りをする彼らに、自然の営みを思うのだった。


年度末

2012-03-02 18:31:51 | 日記
同僚は、真面目で人が好き、面倒な仕事も率先してやる、何に対しても一生懸命といったタイプ。
それだけでも善人であることが窺い知れる。

ところがどうしたものか、やることがいちいち上司の気にさわるようなのだ。

たびたび叱責を受けていたようで、何度も相談を受けていた。
そのたびに、まぁまぁとなだめて今に至るわけだが、昨日たまたま私も同席する場で、同僚の言った一言が上司の癇に障ったらしく(私にはプッツーン、と音が聞こえたように思えた)まるで土石流のように上司の叱責が始まったのだ。

それはわずか数分、いやそれより短かったかもしれないけれど、私には耐えられない長い時間だった。


同僚は黙っていた。
私は身動きも出来ずただじっとしているしかできなかった。

あんなとき、どうするのがいいのだろうか。
上司の怒りを静めるように何か気の効いた事でも言えればいいのだが、火に油を注ぎそうで恐ろしくて何も言えなかった。

もちろん、あとで同僚には大丈夫?あんな言い方しなくても…と慰めの言葉を掛けたのだが、どうもすっきりしない。
かばってあげれなかったことと、自分は八方美人なのではという疑いが頭の中に渦巻いて、同僚に申し訳ないという思いでどんよりしてしまった。

同僚は仕事を辞めるかもしれない…。