生きる意味を問う

目で見て
耳で聞いて
頭で考え
心で感じて
生きている
ただそれだけ

家族がいる
仕事もしている
それが私の生きてきた証拠でもある
でもそれだけ

人は何のために生きるのだろう
何のために生きているのだろう

ときどきこの考えにとりつかれると
私は頭を振って追い払うのだ



脳の病気で障害者になったＴさん

Ｔさんは、これでもかこれでもかというくらい不幸なことが続き
自分までも病気になってしまった。
家族を次々に亡くし、たったひとりでやってきた人だ

そのＴさんに問いかける
Ｔさんは冗談めかしてこう言う

「いくら考えたって、いくら悩んだって、
結局はなるようにしかならないべ。
それだったら、考えて悩むだけバカくさいじゃねぇか。
まぁ、俺はバカだから考えてるとそのうち、
何考えてたんだかわからなくなってしまうんだよな。
だから何悩んでたのか忘れてしまったな」


その時からＴさんは私の中で師匠になった
たまにおどけて仙人と呼んだりする

新人ヘルパーが同行した時
冷蔵庫の中に牛乳とヨーグルトと野菜ジュースしか入ってないのを見て
「Ｔさんって、何食べてるんですか!?
霞でも食べてるの?」
と言ったので
なるほど、霞か…、
仙人と呼ぶにふさわしいな、と思ったからだ

Ｔさんに話を聞いてもらうとほっとする
心が軽くなるような気がする

なぜ生きてるんだろうなんてこと聞いたら
きっと、
「死ぬことができないからに決まってるべ」
とか言うんだろうな

ただしその意味は深い

甲子園

やっぱり、甲子園でしょう。
毎年ドラマがあり感動を与えてくれる、高校球児たちの集大成。
プロ野球は見なくても、高校野球甲子園大会は見るという人はけっこう多いと思います。

地元の高校は今年、知り合いの子（といっても私が知ってるのは三年前に亡くなったその子の祖父なので、お孫さんというわけです）が県大会から一人でずっと投げて勝ち進んできたので、なおのこと応援にも熱が入っていたのです。

テレビで見て、あぁ確かに血のつながりを感じる面影が。

○さん、あなたのお孫さん、立派でしたよ。
試合を見た私たちを感動させ、清清しさを与えてくれました。
延長戦で惜しくも負けたときも、涙ではなく、精一杯やったという笑顔でした。
なんて爽やかな笑顔だったでしょう。
一緒に頑張ってきた仲間、支えてきた人たちもお疲れ様でした。
すばらしい試合をありがとうございます。

夏休み

夏休みであるということは、隣の家から聞こえてくる親子喧嘩の内容から察することが出来る（＾＾；）

節電ということでエアコンの使用を控えているせいか、開け放たれた窓から聞こえてくる小学生の兄弟ｖｓお母さんの会話から、相当熱の入ったバトルが展開されているのがわかる。

「なんでこんなもの、わからないのよっ！」
「だって、わからないんだもん！！」

「さっさとやってしまいなさい！」
「今やろうと思ってたのにっ！！」

う～ん…、あんなに怒ってちゃ、坊やたちもやる気なくしちゃうよなぁ…。
隣の奥さんはけっこう美人さんなのに、残念だなぁ…。
あの言い方じゃ逆効果だよなぁ。

そう私がつぶやいていたら、次男が
「そうか、オレは母に勉強しろって怒られたことないけど、部屋片付けろって怒られたな。だから、逆効果で部屋片付けられない人間になったんじゃないか」
だって。

あのねぇ…。

年をとっても好きな音楽は変わらない

インターネットをするようになったとき、それまでは静止画でしか見たことの無かった（つまり大昔のバンドの）映像がみられることに感激したものですが、今日は、私が二十歳のころ、たまたまラジオを聞いていたとき流れていた、誰の曲かもわからなかった曲を、何十年という年月を経て聴けたということに感激。

５年位前に検索したとき、声の特徴からバンドの名前は判明したのですが、その曲はどこにもアップされてなかったので聴くことはできませんでした。今日、ふと思いつき、もしかしたらと再度チャレンジしたら、ありました～（嬉）

聴いた瞬間、四畳半のアパートでカセットテープに録音したその曲を繰り返し聴いていたあのころの光景が一瞬でよみがえって来ました。

やはり、うだるような暑さの夏でした。