優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

長年の疑問もあっという間に解決

2012-05-29 09:56:03 | 日記
夫が足しげくレンタルビデオショップ(レンタルDVDショップというのが正しいのだろうか?)に行くようになってから、ふと、観たい映画があることを思い出した。

ついでに借りてきて、と頼もうとして、はたと考え込んでしまった。
題名が分からないのだ。
出演者も分からない。
監督も分からない。
大体、映画だったのかも分からない。

う~ん…、もしかしてDVDに書かれている解説か写真を見れば分かるかもしれないと思って行ってみたが、分かるのはアメリカ映画だということくらいで、ジャンルはSFかな?サスペンス?スリラー?かもしれない、どう考えても探せるわけないよね。

というわけで諦めて、数年が過ぎたある日のこと。

見られないとなると人間どうしても見たいと思うもので、そんな不確かな情報でもこの広い世の中だ、もしかしたらってこともあるかもと思い、だめもとで聞いてみようとある掲示板に書き込んでみた。

手がかりは、
二十年位前にテレビで年末の深夜に二日にわたり放映されていた
アメリカが舞台である
風景が、何かに飲み込まれるように消えていく
逃げ延びた何人かが飛行場にたどり着く

と、これだけなので、いかに何でも無理だろうと思っていたのだが、なんと、書き込みしてからわずか10分足らずでレスがついて、私が数年も悶々としていた答えがあっという間に解決したのであった。

う~ん、やはり世の中は広かった。
ついこの前見た映画の内容も忘れる私だが、世の中には記憶力のずば抜けている人もいるもんだなぁ。

たったこれだけの情報で、瞬時にその映画(テレビムービーだった^^)を思い出しレスしてくれた方、どこのどなたか存じませんけど、教えてくださってほんとうにありがとうございます。

いろんな萌えがある、そしていろんな症候群がある

2012-05-22 17:56:54 | 日記
ある人が今はまっているのが、世界名作劇場。
若草物語、小公女セーラ、赤毛のアン、足長おじさん、などなど。

アニメーションとしては見たこと無いけれど、私だってかつては少女時代があったわけで小学生の頃、その類の本はほとんど読んでいる。

ところで、ある人というのは25歳男性。
ひょんなことからメールのやり取りをするようになった彼は、私のことを自分にとって一番のカウンセラーだと言う。

世界名作劇場のお話は、確かに子供だけではなく大人が読んだってすばらしい話である。
その主人公に思いを寄せるのは読者であれば当然のことだ。
彼も、純粋にそれらのお話に感動し、純粋な気持ちでアンやセーラやポリアンナを愛しているのだ。

ところが、さすがにその思いを語り合える人が身近に居ないようで、彼は私にメールしてくる。
彼が愛する二次元少女が、今のアニメの萌えキャラだったら、いくらでもとことん語り合える仲間もいるだろうが、彼の愛はそれらの愛とはまた別物なのだ。

ところが、私ときたら一ヶ月前に見た映画の内容ですら忘れてしまうほどいい加減な人間なので、ジョディもアンもセーラもごちゃ混ぜで、彼に語られても実のところ良く分からない。そこで、返事を書くのに失礼のないように一応調べることになる。

ここからが本題なのだが、「愛少女ポリアンナ」

どんな話だっけ、とあらすじを見てみたらこれが結構面白いではないか。
さすが名作といわれるだけあって、波乱万丈、笑いが涙が、そして感動が、繰り広げられる。

それでいろいろ見ていたら、ポリアンナ症候群という言葉があることに気付いた。
なんだろう。

それは心理学用語で、現実逃避の一種で、楽天主義の負の側面ということらしいが、ウィキペディアに書かれているのを読んで驚いた。それによると、

「直面した問題の中に含まれる(微細な)良い部分だけを見て自己満足し、問題の解決にいたらないこと」

「常に現状より悪い状況を想定して、そうなっていないことに満足し、上を見ようとしないこと」

ああっ!これって、まさに私のことではないですか!

はぁぁ…心理学ではちゃんと心的疾患としてそんな言葉があるんだ…。

若いときは誰でもそうだろうけど生きることが辛くて苦しくて、でも半世紀以上生きて、楽に生きられる方法を見つけたと思って、これはなかなか私も要するに体得したというやつか、などと悦に入っていたのだが、楽天主義の負の側面ね…確かにその通りだ。
あまりに的確な表現なので、むしろ清々しいくらいだ。

ポリアンナの「よかった探し」は、不幸なことの中にも喜びを見つけ、幸せを感じられるようにすることだと思うが、心理学でポリアンナ・シンドロームといえばそういうことをいうのか。

この年になって大抵のことには驚かなくなったけれど、自分がポリアンナ・シンドロームであること、そのことに気付かせてもらったことはかなり驚きだった。

これは、彼からのポリアンナに対する熱い思いが綴られたメールがなければ、そのことも知らずに一生を終えていたかもしれないということでもあり、彼は私にとってもカウンセラーなのかもしれないな。

休日

2012-05-19 14:45:31 | 日記
ある趣味の勉強会で、私が発表する順番だったので一応下調べをして臨んだ。

この会の出席者は高齢な方が多いので、私が発表した内容を、皆一様に「ほぉ~」とか「良く調べましたね」とか驚いている。

何のことはない。ネットで検索すればいくらでも情報は集まる。
先人の方々が調べ上げてブログにアップしていてくれたり、さらに熱心な人がホームページで研究していたりと、キーワードを入れれば驚くほど簡単に情報が集められるのだ。

私はその反応に恐れ入って、
「いえ、これはちょっとパソコンで調べただけなんです」
と恐縮してしまった。

便利な世の中になったものだ。
パソコンひとつあれば居ながらにして何でも知り得る。

でも、この会の人たちは図書館に足を運んで、講演会を聞きに行って、その地を旅して、そうやってひとつずつ自分のものにしてきた人たちだ。
私のようなにわか仕込みとはわけがちがう。

そう思いつつも今日もネットの海原を漂っている私である。
仏教で言うところの他力本願ではなく、これは明らかに他人の力で自分の願いを物にするといった、誤った使われ方の方のそれだな。

五月でこの寒さは無いよね

2012-05-13 16:30:44 | 日記


そういえばこの間、関東で雹が降った

自然災害…、地震、津波、竜巻、その脅威を目の当たりにしたばかりである

今年は2012年

12月21日で終わるマヤ暦から、終末期を連想するものらしいが、新しい時代の始まりと考える向きもあるらしい

確かに、時代が大きく動いているのを感じる

世界全体が幸せにならないうちは個人の幸せはない

こう言ったのは宮沢賢治であるが

今私たちは現実に、世界規模で求めていかなければならないものがあるのだから


お出かけしなくたって

2012-05-05 18:24:37 | 日記
四連休残すところあと一日

連日雨
しかも寒い

世間の人が連休と騒ごうが、何も変わらぬ毎日


でも、今日は月一回の趣味の勉強会
連休だから集まりは悪いだろうと覚悟して行ったわけだが、
休んだのは三人だけ
連休とはいえど、意外に皆さん、お出かけされなかったのね^^;

午前中で終わってから、名残惜しかったので誰からともなく、
ランチしましょうと言うことになり、二軒ほどお断りされてから、三軒目のお店

ここが思いのほかいいところで、落ち着いた雰囲気で食事もおいしかった

会は童話の会
共通の話題で盛り上がる
満足してお店を出て、車を止めているところまで歩く

途中の県民ホールに止まっている大型トラックを見ると
あ、
息子がファンの人気バンド
この連休中日にこんなとこでライブだったのか
お疲れ様です^^
リハーサル中なのか、かすかに音が
息子に自慢しようと、トラックの車体に大写しされてるバンドの写真をぱちり

そして道路を横断し、向かい側の美術館にふと目をやると
本日入館無料の看板が

これは行くでしょ
ここの売りは正面に展示されてる20メートルに及ぶ大絵巻
圧巻である

そういえば今日はこどもの日なので、そのサービスなのか
学芸員のお姉さんが絵の解説をしてくれると言う
普段であれば知り得ないような豆知識を教えてもらって
これは誰かに披露出来るぞとほくそ笑む

小市民の喜び
連休の過ごし方