市街地を車で走行中、道路の真ん中あたりに黒いものが落ちていたのでスピードを落としながら見ると、カラスであることが確認出来た。どうやら車にはねられたようだ。
この辺はクルミの木があるのでカラスの餌場になっている。秋には気を付けないと上からクルミの実を落としてよこすのでやっかいだ。車に轢かせてちゃっかり実を割ってもらおうとしているのだが、いつぞやはガンッと大きな音がして車の真上に落とされたことがあった。
にっくきカラスなのだが、よく見ると車に轢かれたカラスの横にもう一羽いて、一生懸命に動けないカラスを助けようとしているではないか。車が近づいても逃げようとせず、相方のカラスを何とかして動かそうとしていた。カラスでもやっぱり仲間は見捨てたりしないんだな、きっと相方が死んでしまったことが解らず、早く起きて、ここに居たら危ないよと必死に呼びかけてるんだ。そう思ったら憎たらしいカラスもかわいそうに思えてきた。
家に帰ってこのことを夫に話したら、カラスに仲間意識などない。烏合の衆って言う言葉があるだろ、集まってるだけだ。カラスは雑食だから、きっとそいつも腹減って食い物を見つけてしめしめと思って横取りされないようにその場を動かなかったんだろうと、にべもなく言われてしまった。
そうなのかな…。
私には、必死になって動かなくなった相方を助けようとしているように見えたんだけどな。
この辺はクルミの木があるのでカラスの餌場になっている。秋には気を付けないと上からクルミの実を落としてよこすのでやっかいだ。車に轢かせてちゃっかり実を割ってもらおうとしているのだが、いつぞやはガンッと大きな音がして車の真上に落とされたことがあった。
にっくきカラスなのだが、よく見ると車に轢かれたカラスの横にもう一羽いて、一生懸命に動けないカラスを助けようとしているではないか。車が近づいても逃げようとせず、相方のカラスを何とかして動かそうとしていた。カラスでもやっぱり仲間は見捨てたりしないんだな、きっと相方が死んでしまったことが解らず、早く起きて、ここに居たら危ないよと必死に呼びかけてるんだ。そう思ったら憎たらしいカラスもかわいそうに思えてきた。
家に帰ってこのことを夫に話したら、カラスに仲間意識などない。烏合の衆って言う言葉があるだろ、集まってるだけだ。カラスは雑食だから、きっとそいつも腹減って食い物を見つけてしめしめと思って横取りされないようにその場を動かなかったんだろうと、にべもなく言われてしまった。
そうなのかな…。
私には、必死になって動かなくなった相方を助けようとしているように見えたんだけどな。
→仲間意識などない、烏合の衆に過ぎない
という話の流れが不謹慎ながら面白いと思ってしまいました。
いやぁしかし、知らなくて良かったことってありますよね。どうせだったら、「カラスも仲間想いのところもあるんだなぁ」と思ったままでいた方がよかったような。例え後者のことが真実だとしても、どうせ証明できないことであれば、良いように、ポジティブな方向で考えたり、感じられた方がずっといいような気がしますね。優しさの連鎖というのは、良い言葉だと思います。
普段から賢治童話を読んでいるせいか、どうしてもそこに物語を作ってしまうのかもしれません^^;
でも、実際の所どうだったんでしょう。あのカラスに聞いてみたいです。