優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

お彼岸

2019-03-24 11:59:24 | 日記
月命日のお参りをしてもらっているお宅はどのくらいあるのだろうか。

我が家も春彼岸の中日、「ふたなのか」のお参りに来たお坊さんが
「このように「三・七日」「四・七日」…と四十九日までお参りしますが、その後も毎月御供養なさってはどうですか」
と言った。
もちろんそれは、家族が仏壇の前で故人のことを思い祈りをささげるという意味ではなく、お坊さんにお経をあげていただきお布施を差し上げるということを意味する。これはお坊さんの営業だなと思った私は
「まだ二人とも勤めておりますので平日は誰も家に居りませんし…」とやんわりと断ろうとした。するとお坊さんは
「あ、土日でもいいですよ。何なら毎月第一日曜日と決めてもらっても構いませんよ」
と言うではないか。
へぇー、今は月命日ってその日じゃなくてもいいのか。

気の弱い私は営業に負けそうなので、来週「四・七日」の日には夫から言ってもらおうと思ったのであった。

三月一日

2019-03-15 10:02:28 | 日記
姑が三月一日の夜に亡くなった。

その三日前に主治医から電話があった。
三か月前から予定していた胃瘻造設が、直前に発熱して延期になり、その後も何度も肺炎を繰り返すので、治療方針をどうするかという内容で、今まで避けていた鼻腔管栄養をするかどうかについて家族と直接話をしたいということだった。
入院してからは何度か経過や治療方針について担当者を含め主治医との面談があり、私や夫が出向いていたのだが、その電話があった時私はすぐに夫に、今回はあなたと〇さん(夫の弟)二人で行くようにと勧めた。夫も素直に分かったと言って義弟に電話をした。

そして三月一日金曜日の16時に主治医と話し合いをし、週明けに鼻腔管栄養を開始することにしてきたとのことだった。面談の後姑の部屋に行き、二人がそれぞれ言葉を掛け「わかるか?」と言っても、「…?…」といつもと変わらない様子だったとのこと。ところが私がちょうど仕事を終えて帰宅したとたん電話が鳴って、急変し心臓マッサージをしているというではないか。18時過ぎのことだった。私は少し前に、姑の所に弟と二人で行ってきたという夫からのそのメールを見たたばかりだったので、一瞬意味が解らなかったが、夫を呼びすぐに病院へむかった。

胃瘻の時も予定が三回もキャンセルになり、いよいよ週明けには鼻腔管栄養の管を入れられることになったわけだが、姑はきっと、そういうことはしたくないということだったのかなと私は思った。そしてその日は息子二人が揃って会いに来てくれて安心したのだと思う。看護師さんが、穏やかなお顔でしたと言っていたので、痰が詰まったからでもなく、高熱があったわけでもなく、最期はろうそくの火が消えるように亡くなったのだと思う。

楽しむだけにしておきたい

2019-03-01 09:56:12 | 日記
40年来の友達がいるのだが、今の今まで知らなかったことがあり、びっくりした。
年に数回会うことはあるのだが、普段はメールでお互いの近況を報告し合っている。
先日そのメールで、彼女がUF0のことを書いていたのだ。
私はその類の話は結構好きだ。
信じているというよりもファンタジーとして好きなので詳しい話になるとよくわからない。
彼女の話によると、知人が最近続けざまにUF0を4回見たのだそうだ。そしてその知人がUF0に質問したところ赤や緑に点滅して答えてくれたという。

…そこまではまだ知人の話だからいいとして、そこで彼女が言った言葉。
「自分だったらアブダクションとかされたら怖いし、見たとしても語りかけはしない」

えっ?えーっ?なにその本格的な反応。
ていうか、アブダクションてなに?
そして彼女は、
「あちこちでUF0の目撃証言があり、実際にたくさん来ているのだ。でもすべての宇宙人が好意的とは限らないし地球侵略しようとしているかもしれないから関わらない方がいいと思う」
と述べた。

20代の時からの付き合いだけど、今までそっち系の話が好きな人だったとは知らなかった。
私は若いころSF小説にはまって、ブラッドベリ、アシモフ、A.C.クラーク、ハインラインや星新一、安部公房、小松左京、筒井康隆の小説などはよく読んでいた。最近では三島由紀夫にUFOを題材にした小説があると知って読んだし、DVDにもなっていたのでレンタルして観たほどだ。
だから私はそっち系の話は好きなのだが私のそれとはちょっと違うなんか本格的なやつのようなので、当たり障りのない返事を送ったのだった。