優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

もういやっ

2016-08-28 16:13:50 | 日記
20分おきに
「もう寝せてくれ~」
と呼びに来る
寝ていればうるさくないから、はいはいとベッドに寝かせる
するとまた20分後
「寝せてくれ」
と呼びに来る
はいはいとベッドに寝せる
するとまた
「早く寝せてくれ」

だから寝てろっつーの

姑は依存症なので何でもかんでも人にやってもらわないと気が済まない
そんな性格で認知症になったものだから、何一つ自分でやろうとしない
認知症は元々の性格が強く出る病気なので、ほんとめんどくさい

難しいことならしょうがないが、ベッドに横になるくらいできないわけがない
大体、そんなに寝ていたいのならなぜ起き上がって呼びに来るのだ
これは要するにかまってもらいたいだけなんだとは容易に察しが付くが、私だって休みの日はたまっていた家事を片づけたいし、そんなにひまじゃない
それで、来たなと思ったら気配を消して部屋に潜んでいた

「寝せてくれ~」
「〇子さん、早く寝せてくれ~」
「お願いだ~、寝せてくれ~」

数分したらあきらめて帰って行った
ところが姑は自分の部屋に帰ったのではなく、小屋で作業をしていた夫のところへ向かったらしい

しばらくすると小屋の方から夫の怒鳴り声が聞こえてきた
「何わけのわからないこと言ってるんだ!!」
とか
「「寝たかったら寝ればいーだろ!」
とか…

夫は声が大きいので近所中にそれは響き渡るのであった


百か日

2016-08-26 06:47:56 | 日記
父が亡くなって今日が百か日となる。
遺族が悲しみに泣きくれるのをやめる日ということらしい。

今こうして父のことを思い出していたら雨が降ってきてしかもバケツをひっくり返したような土砂降りとなった。
父は晴耕雨読の人だったからこんな日は何の本を読んでいたろう。絵を描いていたかもしれない。それとも書をしたためていたかな。音楽を聴きながら絵画や写真集を見ていたかもしれない。もしかしたらパソコンでゲームをやってたかもしれない。
最期まで学ぶことをやめなかった父だったから。


夏休みの最後の日

2016-08-23 15:11:49 | 日記
夏休みも今日で終わり、明日からはまた通常の学校生活が始まる。
脳性まひのY君「ここはいっぱい遊べるからいいなぁ」と夏休みの間毎日通ってくれた特別支援の教室でしみじみつぶやいていた。
廊下ですれ違った学校の先生には「身長が伸びてイケメンになったな」とからかわれていた。子供は夏の間に成長しますからね。

子供たちと接していると気持ちが若返る。
子供たちは素直なので、支援のお手伝いをしている私たちおばさんのこともおばさんとして接することはない。
お姉さんだろうがおばさんだろうが、みんな分け隔てなく同等である。
なので、子供たちの話題についていけるよう、最近のテレビ番組、話題のゲーム、流行語など知っておかなければならない。
とはいうもののさすがに年代の差は歴然としているので、子供たちから教えてもらうことが多い。

最近の流行にはついていけなくても昔からある遊びだったら十分相手できるぞとばかり、すごろくやダーツやトランプなどをやったのだが、これがなかなか。
子供相手だからと手加減していたら、とんでもない。まじめにやってやっとのことで勝ったら、「大人げないですよ~」と言われる始末。

そんなY君が夢中になっているのがプロレスだ。彼はレスラーになりたいという夢を持っている。
私が「そんな危険なことをしなくても」と言いかけると彼は障碍者のプロレス団体があることを教えてくれた。絶対なりたいと彼は目をキラキラさせてそう言った。そしてY君はいたずらっぽく笑って「オレがレスラーになったら反則技をバンバン決めて悪役レスラーになるんだ」とも。コスチュームやテーマ曲を考えるのも抜かりはないようだ。

夢を語るY君はとても輝いている。叶うといいねとは思いつつ、やはり賛同できかねてしまう私であった。

お盆も過ぎ

2016-08-17 08:44:48 | 日記
父の初盆だった。
初盆は故人の霊の初めてのお里帰りの日で、霊界において日々努力精進しながら過ごしてやっと迎える休息の日ということになるらしい。
お坊さんがいらして
「お盆の期間は故人が帰ってこられているから、ご家族で沢山語り合ってください」と話してくれた。

父の書斎には莫大な数の書物や資料の他、孫たちが小さかった時に書いた手紙などがそれぞれ手作りのファイルに綴られて残されていた。そんなものを見ながらみんなで思い出に耽っていた。

書斎に残る紙類、資料や辞書の類などはもちろん今時不要なものなのでせいぜい資源ごみになるくらいだが、天袋に入っていた本らしきものは何だろう…ずいぶん古めかしい装丁で、みんなで恐る恐る開いてみると、どうも父の父が使っていた明治時代に出版された漢字辞典のようだ。他にもいろいろ古書が入っていた。
早速孫の一人がスマホで検索してみるとヤフオクでも同じものが出品されていて、むしろこっちのほうが保存状態が良好に見えた。こうなるとやはり簡単には捨てられない。かといってオークションに出すにしても古書店に連絡するにしてもその手間と労力を考えるとめんどくさいので家族誰も動こうとしない。

誰か欲しいという人がいたらみんなまとめて持って行ってもらうのにね、と妹に話しながらも頭の片隅に「なんでも鑑定団」が過ぎる私であった。

ケアマネから言われ

2016-08-09 10:50:10 | 日記
グループホームを見学に行きました。

どこでも同じだろうという安易な考えは間違っていました。
とりあえず二か所行ってみたのですが、雰囲気が全く違っていました。
もし私が入所するのであれば絶対にAに入りたい。Bは嫌だな。

将来ロボット介護になったとしたらどこでも同じかもしれないけれど、やっぱり決める基準は人だと思いました。