優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

コロナのせいで

2020-11-21 11:14:35 | 日記
夫の扶養の範囲で仕事をしてきた。
生活設計としては63歳までは仕事を続けよう、そして退職し旅行などをして60代を過ごそうと考えてきた。実家の両親もそうしていた。夫の両親はバブル期だったので定年旅行というのが会社持ちであった時代で、長年会社のために働いて定年を迎えた人が奥さん同伴で招待されたという話を聞いていたのでなんとなく、リタイヤしたら自分もそうしようみたいな気持ちになっていたのだ。もちろん今はだれも招待などしてくれないから自分持ちだけどね。
今年63歳の誕生日を迎えた。身体介護の仕事は体が資本。人と接する仕事なので、細心の注意を払い自分の心身の健康を心掛けてきた。そのせいか30代の時に1回だけインフルエンザで休んだ以外は休むことなく続けられた。人手不足なので何年も前から我々パートは70歳まで定年が延長になったのだが、私は周囲に「63歳までは絶対に働くけどその後はどうするかな」と話してきたので、同僚からも利用者からも次年度どうするのか聞かれた。ほんとは余力のあるうちに好き勝手な時間に好き勝手なことしてのんびりしようと思ったのよ。旅行に行ったりね。でも、このコロナのせいで県外へ行くことさえままならないじゃないですか。どこにも行けないのなら仕事していたほうがいいかな。というわけでとりあえず1年更新するか。場合によってはもう1年になるかもね。夫も然りである。
利用者さんは慣れたヘルパーだと気心が知れているから、残ってくれて良かったと言ってくれる。そして、あろうことか「コロナのおかげであなたが辞めないでくれるからよかった」と。