気をつけていたのに

一月に友人の兄が、屋根に融雪装置を設置しようとして、梯子から落ちて大怪我をした。
脳挫傷と骨盤骨折、と聞いたときはもうだめだと思った。
が、後遺症もなく一ヶ月後に退院したとのこと。

ほんとに大丈夫なの？
コルセットをしているので、思うように動けず不自由だとのことだが、私が心配してるのは、脳挫傷の方。

そういえば私も、５年くらい前、薄氷の張ったコンクリートの上で思いっきり滑って後頭部を強打したことがあった。
ゴンッという鈍い音がして、ひっくり返った私はその時「自分は死んだんだな」と思った。
でも次の瞬間「あれ？意識がある…ってことは死んでない。では脳に障害があって動けないかもしれない」と思った。
それで恐る恐る立ち上がってみたら何ともない。
きっとコブが出来てるかもと触ってみたが、何も触れない。
それどころか痛くもない。そんなはずない、きっと明日あたりムチ打ちになるに違いない。それに、後から頭に異変が起こるに違いない。
そう思ってしばらくドキドキして過ごした。でも、全く何も起こらなかったという経験がある。

よく推理ドラマで、相手を振り払ったらその人が転んで打ち所が悪くて死んでしまったというのを目にするので、頭をぶつけるとすぐ死んじゃう、みたいなイメージがあるんですが…
結構、頭蓋骨って頑丈なのかな。（私は骨密度が高い方なので、それって関係あるのかな）

ランドルト環？

立春が過ぎて、いくらか日が長くなってきたのを実感できるようになってきた。

二日前はすっかり道路の雪も消えて、暦通り春も間近か、と思っていたのだが、流石にそんなに甘くはなかった。

今日は真冬日に逆戻り。一日吹雪いて凍てつく寒さだった。

夕方車を運転して帰宅途中、交差点に差し掛かった時、信号がなんか変…？

本来丸いはずの信号が、視力検査の時の輪っかみたいに見えるのだ。

輪っかの一部が欠けていて、右、とか上、とか答えるアレだ。

あ～、いよいよもって老眼になって目がおかしくなったんだな、と思ってそばまで行くと、

なんとそれは、信号の一部に雪がへばりついていて、そのように見えていたのだった。

天気予報はあすも暴風雪である。