優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

彼岸の明け

2021-09-26 13:14:29 | 日記
今日は彼岸の明けということで、またしてもそれにちなんだ恥ずかしい話。

近所に住む夫のおじさんにあたる人なんですが、高齢でかなり認知症が進み施設に入所している。親せきとは言え普段ほとんど交流は無い。三姉妹がいるがそのうち二人は県外住で、市内に住む次女が時々家にいる母親の買い物をしたり、父親の施設に必要な物を届けたりしているようだ。

今日私は、天気がいいので近くのスーパーに散歩がてら買い物に行った。行く途中に葬儀場があるのだが何気なくそこに書かれている名前を見ると、〇〇様と書かれていた。〇〇様という苗字は夫のおじさんと同じ。この地域にはあまりない苗字なので、夫にそのことを伝えた。別に他意は無い。
夫は私の話は「ふ~ん」という程度でほとんど興味を示さないのが常だが、今回珍しく「えっ?」と言った。「それ、おじじゃないか?」私は「まさか~、亡くなったら知らせが来るでしょ。もしくはお悔やみ欄に載るでしょ」と言った。夫は「だって、この御時勢だぞ、コロナで葬儀は身内で済ませました、ってこともあるし」と気にしだした。そして、近所にあるおじさんの家の前まで行ってみたらしい。すると、ちょうど家の前に車が止まって次女が降りたので声をかけたとのこと。向こうは何年も見たこと無いいとこに急に声をかけられびっくりしたようだ。
結果においておじさんもおばさんも元気だった。早とちりもいいとこだ。夫のいとこも、なんだって急に普段行き来もしたこと無い夫が訪ねてきたのか、いぶかしんだに違いない。夫にそのことを言うと「それはうまく言ったさ。散歩がてら買い物に行こうと思って歩いてたらちょうど車を見かけたからって」
そりゃそうだ、まさかおじさんが亡くなったと思って、とは言えないものね。

秋彼岸

2021-09-23 10:51:34 | 日記
私は決して未確認生物(UMA)とか未確認飛行物体(UFO)の話が嫌いなわけでは無いです。むしろテレビでやってると見たいと思うから、好きなのだと思います。でも、信じているかと言えば、どちらかといえば疑ってるほうなので、楽しく見たり聞いたりする分にはいいのですが、あまりぐいぐい来られるとちょっと引いてしまいます。

最近友人たちがそろいもそろってその系統の話をするので、なんなのかなと思っているのですが…。

友人Aの話
(重度心身障碍のある子の在宅介護に携わっているのですが)その子の入院中のおじさんが危篤状態だという話を聞いた。友人Aが訪問した日、物言えないその子が部屋の片隅をじっと見つめたまま動かずにいたという。友人Aはその時のことを「おじさんが来てくれたんだよ」と言った。「その子にとってたった一人のおじさんだし、お見舞いにも行けないからおじさんが最期にお別れを言いに来てくれたんだよ」と。
まぁ、確かに良く聞く話ではある。死に目に会えなかった人がそう思うことで救われるならそれはそれでいいことだし、否定するほどのことでもない。だけど、真顔でその話を言う友人Aに私は言いたかった。『おじさんが会いに来てくれた』というその日、おじさんは持ち直して話ができるほど回復してましたから!

友人Bの話
 彼女はもともと痩せて体力のない人なんだけど、年々体重が減って、特に最近不調が顕著だと言う。私が「季節の変わり目だからね。そういうことはあるんじゃないの?」と言うと、彼女はこう言った。「8月はお盆でしょう。そして9月はお彼岸だから。」
「あー、お盆のころは暑いし、お彼岸の頃になると暑さ寒さも彼岸までって、気候が変わるからね」私がそう言うと彼女は「それもそうだけど、お盆、お彼岸ってあの世から霊が来てる時期でしょう。私はそういう影響を受けやすいから」
「……。」一瞬私は何と答えたらいいか言葉に詰まり「あ、ぁぁ、そういうこともあるかもね」と言った。(ほんとは、「そういうことあるんかい!」と突っ込みたかったのを我慢して。)

友人Cの話
 友人Cの家に行った時、リビングの小さな窓辺に盛り塩が置かれていた。友人A、友人Bのこともあり、それを見たとき私はざわついた。友人Cよ、あなたまでそれか?何なのあの盛り塩が意味するものは。何かのお清めか?いやいや、料亭なんかだと玄関の前に置かれ、災難を祓い、運が開けるようにという風習なんだから別にやってもおかしくないんだけど…。
すると友人Cが「窓に黒い人影が写って、手のようなものがサァーッと動いたのよ」と言うので、(あーやっぱり、それか!)と思ってぞっとした私が念のため「それっていつの話?」と聞くと日曜日の昼とのこと。
「なーんだ、夜じゃないのね。それだったらほら、木の影が映って葉っぱが風で揺れてるし」と私が言うと彼女も「そうそう、幽霊とかじゃないのよ(笑)昼間よ。あ、これは縁起担ぎね」
もう、なんだってそんなとこに盛り塩なんか。

今日は秋分の日、彼岸の中日、これからだんだん日が短くなっていくんですね。
午後からお墓参りに行きます。

俺の時代になったわけではありませんから!

2021-09-20 22:01:41 | 日記
イラっとすることがある。

コロナの流行で人々が頻繁に手洗いやアルコール消毒をするようになった時、夫が
「やっと俺の時代になったな」
と言った。夫は昔からそれをしていたからだ。
その時も自分のやってきたことを
「俺のようにしていれば間違いない。俺は正しい」
と勝ち誇ったように言うので、確かに正しいことだとは思ったがなんだかイラっとした。

そして最近のこと。テレビでファッションのトレンドニュースを見ていたら、おしゃれ女子は何年か前からシャツやブラウスを(スカートやパンツに)インするのが主流になっていたが、その流れでおじさんたちもズボンにインがカッコイイとされてるとのこと。
…夫はズボンにインだ。
ここで誤解の無い様に言うと、流行だからではない。
我々の世代は十代から二十代にかけてのファッションがそれだったから。つまり夫はその時からずーっとインしてきたのだ。
そこでまた私は夫のあの言葉を聞くことになる。
「やっと俺の時代になったな。時代が俺にやっとついてきたか」
はぁ…。なんだかなぁ、あなたに言われるとイラっとするんですけど。

明日は敬老の日

2021-09-19 20:36:10 | 日記
コロナのため去年に引き続き今年も敬老会は中止。その代わり名簿と記念品を配らなくてはいけない。私の担当する班は75歳以上の人が24人。最高齢は93歳。新規入会は、若く見えてたけどあそこの旦那さんだ。
私もあと十何年かするとそれに名前が載るわけだが…。この名簿って必要か?これに自分の名前が載ると嬉しいか?
新規入会した旦那さんのところに名簿と記念品を届けに行ったら、奥さんが応対してくれて「お父さんたら、『新規入会の人は名前と生年月日を記入してくださいと回覧が回ってきたとき、裏の〇さん夫婦は名前を載せてないぞ、オレもそうしようか』って言ってたのよ。何をいまさら、ね~」と笑って教えてくれた。
やっぱり、そう思う人もいるよね。何はともあれ明日は敬老の日、祝日です。