優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

初体験

2013-08-27 11:56:30 | 日記
はじめてテレビショッピングを利用した。

その日は午前中休みだったので朝からテレビをつけたままにしていたわけだが、ちょうど、今までさぼっていた家事をちょこちょこ片付けたような時間にそれは始まった。
最初は何気なく見ていた。
今だけ、とか、これを見ているあなただけ、とかいう言葉に、そんなわけないじゃんなどと突っ込みを入れながら。

確かに、あれば便利だけど別になくても困らない。
欲しいことは欲しいけど、そんなに欲しいかと言えばそうでもない。

どうしようかな~
一万円だったら買ってもいいかな、と思ったら
「驚きのお値段!なんとこれを見てくれたあなたに14800円で!」

やっぱりね。
なら、いらんわ〈なぜ関西弁?)

と思った瞬間、
「更にあれとこれを付けて10分間だけ9800円で提供いたします。」

これはテレビショッピングの常套手段なのは十分承知している。

だが私は、あれとこれを付けて、の「あれ」に惹かれてしまったのだ。

そして…、
受話器を手にした。

電話の向こうのオペレーターは、
「10分以内のお電話ですので9800円になります」

そうですよね。

「送料は1260円です」

あ、送料かかるのか、ま、しょうがないよね。

「『あれ』はお付けしますが、『これ』の方をお付けする場合は別途料金で2900円になります」

え?どっちもくれるんじゃなかったのか。
『これ』は要りません。

「お客様のご住所その他は二時間後にお電話をさせていただきますのでそのオペレーターにお願いします」

え?二時間後って…。これから出かけるし、もともとどうしても必要だから買うんじゃないのに、二時間したら買う気無くなってるかも、と電話口でつぶやいたら、あわてて

「そういうことでしたら、ただ今、すぐに受付いたしますっ!」

ふむ……、はじめてのテレビショッピングでした。


先入観

2013-08-06 22:48:20 | 日記
家の鍵をある場所に置いて出かけるのだが、帰宅すると先に帰っていた夫が
「鍵は?」

いつものとこに決まってるでしょ、とその場所を見ると、無い。

「(息子が)早く帰ってきて鍵開けたんじゃないの?」と言うと夫がそんなわけない、と言う。なぜなら息子のチャリが無いし、鍵は閉まってるし、家の中は真っ暗だから、とのこと。

えー!?そりゃ大変だ。合鍵は今日に限って持ってないし、今日に限って戸締りは厳重にしてきたから。
ていうか、私は今朝ちゃんと鍵を所定の場所において出かけた。なのに現実そこに鍵は無い。ということは、……ど、どろぼう…?

う~ん、この場はどうしたらいいんだ、まずは(スペアキーを持ってる)息子に「鍵が無くて家に入られないから早く帰って来て」とメールした。

すると、何秒もしないのに息子が現れたではないか。

えっ?どっから現れたの?と驚く私に息子は
「家からだけど」

つまり、夫が帰ってくる前に息子は帰宅し、私が置いてた場所から鍵を取って家に入った。そして施錠し、その後睡魔に襲われ眠っていたので家に電気はついてない。

夫は家の中が真っ暗なので、まさか中に息子がいるとは思わず、玄関のチャイムを押してなかった。
私は最初、息子が先に帰ってるんじゃないかと思ったのだが、夫がいないというので、玄関チャイムを押さなかった。

「何してんの?」と息子は不思議そうな顔で「チャイム鳴らせばよかったじゃん」

あ~ばかみたい、二人に二人、先入観で家の中に息子がいるわけ無いと思って、右往左往していたのだった。ちなみにチャリが無かったのはパンクして大学に置いて来たからとのことであった。