優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

ピンコロ

2018-08-28 18:36:22 | 日記
今年も町内の敬老会のお誘いが届いた。
数年前から姑はもう敬老会に出席できるような状態ではないのでと伝えてあるのだが、町内の決まりなのか役員の人に出欠を届けなければならないようだ。
3年前はデイサービスの敬老会で、2年前はグループホームの敬老会で、そして1年前は精神病院で敬老会を祝っていただいたのだが、今年は寝たきり状態なのでそれどころではないだろうなと思う。

数日前、姑と親しくしていた近所の一人暮らしのお年寄りが亡くなった。姑より年は上だ。ついこの間まで、元気に買い物をしている姿を見かけていたので、もしかしたら今年の異常な暑さで急に具合が悪くなったのかもしれない。
そういえばその人、「来年は町内の班長の当番だけど、町内費集めに回るの大丈夫だろうか」と心配していた。

本当の寿命と健康寿命は出来ることならこうありたいものだ…
ご冥福をお祈りします。


民話の里

2018-08-27 17:21:10 | 日記
夫の運転で遠野に行ってきた。今年は花巻、盛岡に次いで岩手方面は三度目だ。
私は岩手が好きなので何度でも行きたい。

遠野物語の世界だ。カッパ淵にキュウリのお供えがある、南部曲り家に本当に馬がいる、とテンションが上がる私を見て夫は、何が面白いんだと言う。
と言うのも、夫は観光には興味がない人だからだ。
車を運転して目的地へ行くことだけが好きなので、道路が新しくなったとか、ナビに従わずに時間短縮できたとか、高速で思い通りの走行ができたとか、そういったことが興味の対象で、目的地へ到着したら早く次へ行こうとする。要するに目的地には興味がなく道路にだけ興味があるのだ。

まぁ、興味の対象は人それぞれだし、運転手だと思えばいいか…

甲子園

2018-08-20 15:42:00 | 日記
いよいよ明日は甲子園大会決勝である。
誰でも地元の高校には応援するのではないかと思う。地元の高校が負ければ次の試合はその対戦相手に肩入れしたりとか、私もプロ野球はそんなに興味ないけれど甲子園は見る。
そんなある日のこと。
仕事が休みの夫が一人家でテレビを見ていた。
あわただしく帰宅した息子がリビングに駆け込むと、
「あっ!なんで野球見てないのさ!今点数が入ったのに!お父さんは(非国民ならぬ)非県民か!!」

ところが、そこで夫が言ったのは
「あ、そうか、今試合やってるのか。ちょうどいい。じゃ今郵便局に行ってくる」

え?何言ってんの、この人?

夕方帰宅した私がその話を聞いて、
「地元の高校が素晴らしい試合をしているというのに、なぜそのタイミングで出掛けるの!信じられない!」
と言うと夫は
「郵便局の人にも言われた。『野球見ないんですか?』って」
試合が始まったら、さっきまで沢山いたお客さんが一人もいなくなったんですよと言われたそうだ。夫は、だから俺はそのタイミングで行ったのだと言い張る。めんどくさい手続きがあって、行くと窓口が混んでて待たされる事2回。夫は短気なので待たされることが嫌いだ。そのためしばらく手続きを先延ばしにしてきたのだとのこと。誰も人がいなくてすぐに終わった。よかった、よかった。

だからと言ってそのタイミングで行くか!?

明日の決勝、高校生らしくのびのびと闘ってほしい。

夢でよかった、と

2018-08-06 16:56:32 | 日記
出張の帰りだということで次男がふらっと立ち寄った。
学生の時に講義を受けていた先生に会って挨拶してきたというので、次男もいろんな人のお世話になっていろんな事を教えてもらって成長してきたんだなぁとしみじみ思う。今度は君がそれを若い人たちにやっていかなければね。

そして二人でとりとめのない話をしていたら夢の話になって、私が昨日見たリアル夢の話をしたときのこと。

すごく大事な会議かなんかで絶対に遅れてはいけないというのにエレベーターが満員で、太ったおばさんが一歩先に乗り込んだので私が乗れなくて、あーもうだめだ!間に合わない!!絶望だ!…、という夢なんだけど。
と話すと次男はちょっとあきれたような顔をして

「お母さんさ、昔から見る夢変わらないね」
と言うではないか。

そういえば息子たちが学生の時も、時間ぎりぎりにならないように、ゆとりを持って行動しなさいということを言いたいがために話したことがあった。
「私はね、この年になってもまだ見る夢があるのよね、それは、大学の授業に遅れそうになって夢中になって走っていると足が鉛のように重くて前に進まなくて、おまけに教室が分からなくなってどうしようどうしようと焦る夢なんだけどね」

次男は記憶力がいい。そんな話まで覚えている。

そして、次男が言った。
「じゃあ、お母さんは夢から覚めたとき、そんなことにならないよう気を付けようって思うわけだからいいんじゃないの?」

……って、違うよ、君に気を付けてもらいたいんだよ、母は。