朝食に変化を

2011-03-09 01:03:09 | Weblog
朝食にベーグルを時々食べるようになって久しい。
朝のパン食は子供の頃からで、ずっと食パンを食べてました。
それがいつの頃からか、食パンを焼く、バターなど塗る、食器を洗うという作業が面倒になり、買うのはロールパンになり、菓子パンになりして上記三作業から自分を解放し、今に至ってます。

添加物の多い菓子パンを毎日食べるのは少し抵抗があったので、何かいいものが無いか探していたら、ベーグルを見つけました。
とても食べ応えのあるパンで、機会があれば買うようにしてます。
種類もたくさんあるのですが、干した果物や豆乳なんかが練り込まれた奴は値が張るので、プレーンなのを買う事が多い。
それ自体にほんのりと甘味が付いているので、それだけで十分食べれました。

でも、さすがに長く食べていると飽きて来ます。
それで久しぶりにマーマレードなんて買ってみました。
食パンだと大量に塗る事になるので、高価なのは買えませんが、味の変化を付けたいだけなので、消費量も少ないだろうとちょっといい奴を買ってしまった。
ビンに貼ってあるラベルに英国王室御用達と印字してある。
ほお。

甘過ぎず、苦くもなく、果実感の高いジャムで、上品な香りが鼻に抜ける。
おいし。

こんなのをバーティも口にしてたのでしょうか。



寄って撮る

2011-03-08 01:45:12 | Weblog
野花の写真を撮るのは楽しいですね。
同じ花でも場所場所で群れ方や咲き方、背景が変わり、画面の切り取り方でイメージも変わる。
思った通りの画が撮れると、とてもうれしい。
満足感いっぱいになります。
春の花が咲き始め、毎週末が楽しみです。

ああ、そう思っていたのに。

これまで撮影した春の写真をチェックする機会があったので、昨年、一昨年の2月、3月のライブラリをパソコン上で開いてみました。
そうしたら、ショッキングな事実が判明。
両年とも同じようなアングルで同じ花を撮っていたのです。
お前は成長しないのか。
自分に突っ込みを入れときました。

昨年から対象を自然に限らず、町や人も写すようにして、ずいぶん変化を出せるようになったなあ、と思ってたんですが、被写体が変わったのでそう見えてただけのようです。
写し方や視点は変わってないのか。

何か制約を設けないと、今年も同じ事をしそうだ。
どんな制約にしようか。
ふうむ。
私は寄って写すのが好きなので、アップ封印してみようか。
新境地が開けるかもね。

なんて、そんな事ができる訳ない。
マクロ撮影は私の命だ。(大袈裟)


運動した者に与えられる物

2011-03-06 09:06:37 | Weblog
昨日は久しぶりに、一日中テニスしてました。
昼前からテニススクールの一コマ目、その後、会社のテニス好きと3時間、その後、テニススクール二コマ目。
合計6時間だ。

これだけ動き続けたのも久しぶり。
二コマ目のスクール終了時点では、もう一コマくらい受けられそうだ、なんて思っていたのですが、帰りの道が混んでいて渋滞でトロトロと運転していたら、疲れからか眠くなってきました。
幸い事故無くスーパー銭湯に到着。

運動直後は体が暖まっていたためか元気でしたが、体が冷えたらなんだかとっても疲労感が表に出てきました。
疲労感といっても、体を動かしたぞう、とういう満足感というか充実感のただよう疲れ。
早く、温まりたい。
いそいそと服を脱ぎ、浴室内へ。
まずはシャワーを浴び、シャンプー。
シャワーの暖かさが心地よい。
ああ、湯船に浸かったらどうなっちゃうんだろう。

頭と体を洗い終えて、大きな湯船へ。
まずは半身を湯に沈め、上半身には手でお湯をかける。
温かくて気持ちよし。
腕と脚をストレッチし、筋肉内の疲労物質を血液中に排出。
ううむ、気持ちよし。
湯船に首まで浸かり、頭を浴槽の縁に乗せ、湯の中に体を伸ばす。
寝湯ですね。
ほやー、気持ちよし。

お風呂に入ると疲れがお湯に溶けていくようだ、なんてよく表現されます。
どんななんだろうかとちょっと体に意識を向けてみました。
なんというか、疲れは体内にいるんだけど、エネルギーがお湯から注入されているような感じ、でしょうか。
お湯がぬるかったら、そのまま寝てしまったかもしれませんが、少し熱めであまり落ち着けず。
十分温まって、汗を冷まそうとお湯から出て座っていたら、うつらうつらと眠ってしまってました。
従業員の方に気分が悪くなったと思われて、声を掛けられてしまった。

家に帰って、晩飯です。
もちろん飲む。
ビール & 純米酒 & スコッチ
食べ飲みしながらこの記事を書いていたんですが、途中で落ちちゃいました。
「ああ、充実の土曜日」でした。

心情表現

2011-03-04 00:40:00 | 音楽&本&映画
「英国王のスピーチ」を観ました。
今日はそのお話しを。
お話ししたい事の背景を知ってもらわないといけないので、出だしのあらすじを書かねばなりません。
一度見た記憶だけで書くので、いろんな点で間違いはお許しを。

以下、ネタバレたっぷりです。
内容知りたく無い方はご注意ください。

時は第二次世界大戦前。
英国王室のヨーク公は子供の頃からの吃音に悩む日々。
国家的催しがあれば、スピーチする役割が回って来ますが、言葉に詰まり話せずに終わる経験も。
吃音を治すため、いろいろな治療を受けますが上手くいきません。
そんな中、ヨーク公のお妃は、下町に住まう役者崩れの治療士を見つけて来ます。
自分のやり方を曲げない彼は、ヨーク公であろうと自分のオフィスに出向いてくる事を要求します。
ヨーク公はお妃の勧めに従い、仕方なく訪れ治療を受け始め…。
と言う始まりです。

治療士のオフィスは薄暗く、広いスペースの中央壁寄りに粗末なソファーがあり、ヨーク公はそこに座り治療士の質問に答えていきます。
もちろんいやいやです。
その時のカメラワークが面白い。
ヨーク公はゆったりと座ってはいるのですが、画面の左端にヨーク公を映し、さらに加えて左を向かせ、非常に窮屈。
画面右側は治療士の息子が塗ったと言う壁が、薄緑に暗めの赤や茶や青や紫が細かく混じる刷毛跡が模様となって、なんとも言えない色。
漫画の吹き出しが頭から出て、ぐるぐる渦巻きが書いてあるよう。
なんで自分はこんな所で意に添わぬ質問に答えねばならんのだ。
と言う心情がありありと見え、引き込まれてしまいました。
対する治療士を映す時は彼を右端に置き、左を向かせ落ち着いたイメージ。
二人が対話する時はこの対比を効かした映し方が続きます。

物語が進むと、ヨーク公は治療士を認めだすのですが、それにつれヨーク公の画面上の位置も変化。
ずいぶんと真ん中に映して貰えるようになります。
それでも体を左に向けているのに中央より左に配する不安定さは変わらない。
また一段話が進むと、上記の配置で顔だけ右を向かせ、安定してきます。
頑なだった心を開き始めたのが伺えます。

このまま大団円に向かうのかと思いましたが、それでは物語として面白くないのか、山谷挟みます。
そして物語最後のスピーチへ。
最後の方はあるべき配置で映すのかと予想しましたが、そうはさせず、不安定さを残しながら終わってしまいました。
最後に二人対するのはスピーチの場面でしたから微妙ですが…。
精神的な原因で起こる吃音は容易には解消できず、この後も戦い続けて行くものである事を示唆したかったのかな、と思ってます。

失われたもの

2011-03-02 00:40:10 | 自転車
先週から大阪は暖かい日が続いています。
今晩からまた寒くなるようですけど…。

土曜日は陽気に誘われて、久しぶりに自転車を引っ張り出し、テニススクールへの足にしました。
ずいぶん長く乗ってなかったので、タイヤの空気は抜け、うっすらホコリが積もってしまってた。
いかんいかん。
とりあえず空気だけ入れて出発。
自転車でのみ得られる風を久しぶりに感じました。

スクールの間の空き時間、公園へと自転車を走らせ、途中のパン屋さんでパンを買い、公園のベンチで食しました。
パン屋さんのパンはやはりおいし。
これからは度々外で食事できるようになるぞ。
ああ、思えば昨年の12月、あまりにも遠い春に絶望したものですが、いつの間にやら極寒の季節をクリアしてました。
前にも書いたかも。
でも、うれしうれし

食後は、自転車を掃除してあげました。
ありゃ、こんな所に錆びが出てる。
濡らした訳じゃないのに。
付着したホコリが水分を呼んだのでしょうか。
ホコリと油汚れをきれいに落とし、夕刻のスクールへと向かいました。

スクール後、家に帰る段になると、昔走った一日の走行距離の半分にも満たないのに、体に不調が…。
あうぅ、サドルが固くお尻が痛い。
うむむ、脚が重い。
長い事乗っていなかったツケがこんなところにも…。
ひーひー言いながら帰宅しました。

よかばかよ、徐々にでいいから昔の厚い尻と太い脚を取り戻すのだ。
おー。

ジオラマ

2011-03-01 00:22:17 |  尾道/鞆の浦の旅
尾道/鞆の浦の旅(最終回)

鞆の浦で最後に訪れたのは、町の西にある医王寺。
正確には医王寺裏の小山です。
お寺の墓地を抜け、山道を登りました。
道はつづら折れ。
でも石段が引かれていて、足元が難しい所はありません。
午後も遅い時刻、木々に覆われた道は薄暗い。
港にはたくさん観光客がいましたが、ここまで足を伸ばす物好きは私だけのよう。
他の人には出会いませんでした。


何百段だかある石段を登り切ると太子殿があり、木々が切れ、鞆の浦を見下ろす事ができました。
やあ、いい眺め。
その日歩いて回った場所が一望。
写真に撮るとまるで模型のように写りました。
こんな場所があるとは観光情報センターで観光マップを手に入れなければ知り得ませんでした。
事前に購入したガイドには載っていなかった。
この観光マップ、素晴らしい。
存分に利用させてもらいました。

尾道/鞆の浦の旅はこれにて終了です。

家に帰って、撮った写真をチェックすると、太子殿から撮った奴はやはり模型のよう。
最近のデジタルカメラには撮った写真にいろんな効果を与えるアートフィルターがついていて、その中にジオラマというのがあります。
まるで模型で作った一場面のように見えると言うのですが、私の写真はアップが多いのでそのフィルターを通しても、ジオラマ効果は現れず。
ずっと残念に思ってました。
でもこの写真なら模型っぽく見えるのでは、と試してみました。
どうでしょう。