朝食を食べ終わり、7時半になったので宿を出発した。
夜間通行止のバリケードがまだ道を塞いでいたが、横に退けて通過した。
昨日上ってきた時、周りはガスの中だったが、今日は下界がすっきり見えている。
ヘアピンカーブを曲がる度、両津の町が近づいてくる。
県道45号に出て左折、海岸沿いに北東へと車を走らせる。
山の上は上空にまだ雲があったが、海辺の空はもう晴天だった。
この日ひとつ目の目的地は大佐渡石名天然杉である。
雪で幹が曲がり、それゆえ商品価値のない杉だったため伐採されることなく長く生きてきた杉たちの住まう森である。
特に大きな杉は公募で決められた名前が付けられたそうだ。
しばし海沿いを走った後、左折して、再び山への道を上る。
ドンデン線より狭い林道を上っていくと、またガスってきた。
ドンデン高原とほぼ同じ標高まで上がると、駐車場があり登山口があった。
登山口ではあるがそこからの道は車の通れそうな作業道で、しばらく登った先に天然杉見学の遊歩道があるようだ。
広く整備された道を歩いて行くと、見学コースに入る前から立派な杉たちが生えていて足が進まない。
しかも、足元にも可憐な花が咲いていて、上も下も注視する必要があり忙しい。
遊歩道入口の看板があり、少し狭くなった道へと入っていく。
まったく人の手の入っていない杉の木はこんな風になるんだと知った。
枝が幹からニョキニョキ生え、幹は瘤を抱かえ幾つにも分裂する。
野生児たる杉たちがいた。
名前のついた杉は確かに大きく太く立派だったが、この森の集合体としての杉たちこそがこの地の魅力なんだと思った。
遊歩道の最後にある羽衣杉は広かった。
最初気がつかなかったのだが、太い幹の根元から横へと2本の幹と言っていい太さの枝が伸び、離れた場所で垂直に立ち上がり、別の木のように生えていたのだ。
全体を一枚の写真に収めようとしてみたが無理だった。
すごい杉だった。
遊歩道の終点近くに展望台があったが、ガスで真っ白でなにも見えず。
雨が降る気配はなかったが、水分の多い空気の中で見れたので、うねった木の幹が潤って見えいい絵が撮れた。
駐車場に戻ると駐車している車が増えている。
あの細い道路で行き合う可能性が高くなったなと思いつつ、海岸線へと道を下った。
夜間通行止のバリケードがまだ道を塞いでいたが、横に退けて通過した。
昨日上ってきた時、周りはガスの中だったが、今日は下界がすっきり見えている。
ヘアピンカーブを曲がる度、両津の町が近づいてくる。
県道45号に出て左折、海岸沿いに北東へと車を走らせる。
山の上は上空にまだ雲があったが、海辺の空はもう晴天だった。
この日ひとつ目の目的地は大佐渡石名天然杉である。
雪で幹が曲がり、それゆえ商品価値のない杉だったため伐採されることなく長く生きてきた杉たちの住まう森である。
特に大きな杉は公募で決められた名前が付けられたそうだ。
しばし海沿いを走った後、左折して、再び山への道を上る。
ドンデン線より狭い林道を上っていくと、またガスってきた。
ドンデン高原とほぼ同じ標高まで上がると、駐車場があり登山口があった。
登山口ではあるがそこからの道は車の通れそうな作業道で、しばらく登った先に天然杉見学の遊歩道があるようだ。
広く整備された道を歩いて行くと、見学コースに入る前から立派な杉たちが生えていて足が進まない。
しかも、足元にも可憐な花が咲いていて、上も下も注視する必要があり忙しい。
遊歩道入口の看板があり、少し狭くなった道へと入っていく。
まったく人の手の入っていない杉の木はこんな風になるんだと知った。
枝が幹からニョキニョキ生え、幹は瘤を抱かえ幾つにも分裂する。
野生児たる杉たちがいた。
名前のついた杉は確かに大きく太く立派だったが、この森の集合体としての杉たちこそがこの地の魅力なんだと思った。
遊歩道の最後にある羽衣杉は広かった。
最初気がつかなかったのだが、太い幹の根元から横へと2本の幹と言っていい太さの枝が伸び、離れた場所で垂直に立ち上がり、別の木のように生えていたのだ。
全体を一枚の写真に収めようとしてみたが無理だった。
すごい杉だった。
遊歩道の終点近くに展望台があったが、ガスで真っ白でなにも見えず。
雨が降る気配はなかったが、水分の多い空気の中で見れたので、うねった木の幹が潤って見えいい絵が撮れた。
駐車場に戻ると駐車している車が増えている。
あの細い道路で行き合う可能性が高くなったなと思いつつ、海岸線へと道を下った。
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