今年は録画しないようにしたいけど…、できないな。

2015-01-14 23:46:55 | テニス
さて、ATPツアーは新シーズンスタート。
にしこりくんには今シーズンも大いに期待したい。

月曜日にNHKでにしこりくんの躍進の理由みたいな特集番組をやっていたので視聴した。
その中でATPワールドツアーファイナルズのジョコビッチとの試合、第3セットのブレイクチャンスを逃したところについて触れられていた。
あれは攻め方を間違えたと言うのを聞いて、プロの試合には我々テニス愛好者にはうかがい知れない戦略があるのだなと知った。

あそこは攻めずに我慢し、ジョコビッチを焦らせてミスを誘うのが正解だったと言うのだ。
確かに第一セットは楽々取ったものの第二セットを奪い返され、第三セットもいきなりのブレイクピンチだった。
世界一位とは言え、なんとかしなければと焦ってもおかしくはない。
にしこりくんが攻撃的に打ち続けられるかどうかが勝てるかどうかの分かれ目と思っていたが、攻めるのを我慢しなければいけない時もあるのだな。

もしああいった場面でジョコビッチがミスしたり、無理な攻め方をしてにしこりくんにチャンスが来たりする展開になれば、単純にラッキーと喜ぶと思う。
しかし実はそれは幸運なのではなく、そうした戦い方をし、なるべくしてなった結果なのかもしれない。
力の差のある選手とやるなら力ずくでねじ伏せる事も出来るだろうけど、上位の選手に勝つにはその日の調子が良いだけでなく、戦術も戦略も全ての歯車がピッタリあって、ようやく攻略出来るのだろう。
大変だ。

ところでここ数年、変なジンクスがある。
にしこりくんの重要な試合を保存して置こうと録画すると、その試合は負けてしまうのだ。
今、PCのハードディスク上のにしこりくんの試合は負け試合ばかりである。
まあ、グランドスラムなんかの大きな大会で勝ち上がってきて、これ勝ったらすごいぞとか、ナダルに勝ったらすごいぞって試合を録画するから、当然勝率は悪い。
もちろん録画しなくても負ける時はあるが、録画すると100%負けるのでなにか悪い事をしてる気になる。
その対戦カードは以下の通り。

2014ATPワールドツアーファイナルズ準決勝 対ジョコビッチ戦
2014全米オープン決勝 対チリッチ戦
2014全豪オープン4回戦 対ナダル戦
2013全豪オープン4回戦 対フェレール戦
2012全英オープン3回戦 対デルポトロ戦

録画したくなるよな。