河崎のまち

2015-01-05 22:38:30 | その他旅行き
伊勢にある町並みのひとつ「河崎のまち」が数年前から気になっていた。
瀬田川沿いにあり水運で栄えた歴史をもつ。
江戸時代には周辺の町の物資の集散地として、また瀬田川を舟で遡って来た参宮者の上陸地として賑わったそうだ。
何年か前に町並み再生の活動が始まったようで、その存在を知ったのだと思う。
年末年始に帰省している間に訪れることができた。



町並みの中心は「河崎本通り」、近鉄宇治山田駅側から通りを往復した。
年末の火曜日、私以外に歩く観光客は非常に少なく、これが普段の町そのままなんだろう。
いや、どれだけ人気がある所なのかは知らないのだが…。



町並みは普通に古い住宅地といった感じ。
河崎の伝統的な町屋は、今も住宅として使用されているものと、店舗として再活用されているものがあるようだ。



ふむ。
確かに書かれている通りの雰囲気だった。
背伸びせずあるがままある感じ。



町は瀬田川を利用することはほぼなくなっているようで、川岸に見られた舟は2隻だけだった。
通りの一番奥に新しく造られた「河崎・川の駅」があり、ここには観光用の舟が期間限定で出入りするらしい。



「河崎・川の駅」の手前には「商人蔵」が三棟並んでいる。
この辺が一番観光地っぽい。
瀬田川との間に堀が掘られて雰囲気を出している。
蔵の中にはいくつもお店が入っている様だが、火曜日はお休みなのか入口が閉まっていた。
残念。



道の反対側には「伊勢河崎商人館」がある。
しかし、ここも休館日。
だから観光客が少ないのか?
脇から中を覗いたら敷地は結構広い。
展示物はいろいろとありそうだ。
見学できなくて、またまた残念。



通り沿いに河崎の氏神様である河邊七種神社があった。
樹齢六百年らしい大楠がご神木として祀られていた。



うーん、堪能堪能。
土蔵で喫茶店を営業してるお店でお茶して休憩。
和菓子屋でお土産を買って帰宅した。