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心と身体がよろこぶ“気功養生”

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二十四節気 立春・・・咬春

2023-02-02 09:42:00 | 季節の話(二十四節気他)

2月4日は「立春」です。

 

新しい一年が始まった気分です。

 

立春の日に・・・

「生の大根」を食べる習慣もあるそうで

これも「咬春」と呼ぶそうです。

 

たしかに、スキッとしそうですね!

 

 

人民中国さまより

 立春は24節気の最初で、毎年太陽暦2月5日前後になる。「立」は「始まる」という意味で、立春はつまり春の始まり。昼間が少しずつ長くなり、気温がだんだん温かくなり、農作業にとりかかる。

立春は大事な歳時の祭りである。3千年前には早くも、中国には立春に農業を取り仕切る春の神「芒神」を祭る習俗があった。文献の記載によると周代(紀元前1046〜同256年)では、天子は立春の3日前から斎戒を始める。立春の日、天子は自ら三公九卿諸侯大夫を引きつれて、東方8里の郊外に出向いて春を迎え、豊作を祈った。清代(1616〜1911年)以降、迎春の儀式は社会が注目し、すべての民が参加する重要な民俗活動に変わっていった。民間では、立春の日には家々では春餅(小麦粉を湯でこね、薄くのばして鉄板で焼いたものに、春の新鮮な野菜を入れて巻いたもの)を食べるが、俗称は「咬春」ともいい、これで病を防ぐだけではなく、新春を迎えるという意味もある。また、立春の日に春を祝う「春帖(家の門や蚊帳などに詩句を書いた赤い紙や切り紙)」を貼ったり、郊外にピクニックに行って「鞭打春牛(豊作などを祈って牛を鞭打つ)」など一連の伝統行事を行ったりする。漢族だけではなく、多くの少数民族も立春をとても大事にしている。たとえばペー(白)族は立春の日を「催春節(春を促す祭日)」といい、トン(侗)族は立春に春牛舞を演じる。。

漢方では立春から春の養生を始める。春は陽の気が生じ、万物が生まれる。養生はこの春の特徴にしたがうと、心が大きく、楽観的で前向きに、喜びの気持ちが持てるようになる。それと同時に春に人体の新陳代謝が活発になる機をとらえて適当に調整をすれば、人体の代謝機能を健康的にすることができる。

立春には、肝臓に優しい、肝臓を養う、肝臓の滞りをなくす生薬や食品を選ぶ。生薬は、クコ、鬱金、丹参、延胡索など。食品は、辛温発散の機能のある乾燥ナツメ、豆豉、ネギ、ニラ、落花生など。臨機応変に組み合わせて食する。とくに初春に生長するネギやニラは、栄養豊富で健康に良い。ネギは、発汗して邪気を取り除き、寒を散じて陽を通わし、殺菌解毒、血液循環を促進し、消化液の分泌を増やし、食欲を高める。ニラはまたの名を起陽草と言い、古くから長寿の野菜とされ、肝臓を温め、陽を助け精を固め、脾臓や胃を強め、逆気を降ろし、鬱血を散じ、元気をつけるものである。その豊富なカロチンは、上皮細胞の癌化を予防することができる。ビタミンCとビタミンEは、酸化を防ぎ、人体の免疫力を高め、老化を予防する効果がある。

 

今までの養生については・・・

立春:ココロとカラダに・・・いよいよ春になります

 

以下から春の養生に行けます。

二十四節気養生のまとめ(春)

 

 


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