熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
ご注文方法、住所、電話番号はコメントでお問い合わせください。

目次

作品 文章 写真 販売品

こんなのどう

2024-08-09 06:00:13 | 文章

8月9日(金)、晴。
夜が明けました。
雲はありません。朝から強い陽光。
今日も耐え切れない暑さになりそう。

権兵衛さん、ありがとう。
非公開希望とはいえ、10個ほどアイデアをいただきました。
その中で、当方が考えていたことに近く、重なるものもあります。

と言うことで、当方が考えていたフレーズを披露します。
こんなのどうでしょうか。
「関ケ原の武将の多くが競って手にした水無瀬駒」。
ちょっと短くして、
「関ケ原武将が競って手にした水無瀬駒」。


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考えていること

2024-08-08 17:44:51 | 文章

8月8日(木)、晴。

仕事をしながら、日々、考えていることはいろいろあります。
一過性のことも多い中で、時折り、繰り返し考えていることもあったりで、日々、様々です。

最近、考えていることとしては、12月1日の「水無瀬駒見学会」事務局から「講話のタイトルは何が良いですか?」という呼びかけに関してです。
当初は「水無瀬駒の話」でも良いかと思っていたのですが、見学会参加を呼び掛けるパンフレットに、それを載せるのだそうですから、パンフは水無瀬駒に関心のない一般の方々を対象に呼び掛けるので、そういう人にも「オヤッ」と、関心を持ってもらえそうなキャッチフレーズ。短くて分かりやすい言葉で、水無瀬駒の本質を端的に表すようなキャッチフレーズは無いかと。

老化した頭の体操を兼ねて、今、それを考えています。

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何んでもないことですが

2024-08-07 12:04:52 | 文章

8月7日(水)、晴。
昨日は、広島原爆被害の日。
今日からは、全国高等学校野球選手権大会が始まりましたね。
それにしても、暑い。否、篤い日々が始まりました。
そこで、ラジオを聴いていて、少し気になることがありました。
開会式では、第1試合が佐賀の有田工業と千葉の千葉学園だと言っていたのに、試合が始まった実況放送では「シガ学園」としか聞こえません。何度聞いても「シガ学園」なんですね。

昼食時、新聞で調べると最初の開会式実況の聞き取りが悪かったのか「千葉学園」は、正しくは「滋賀学園」だったのでした。
こちらの耳が悪かったのかなあ、です。

NHKラジオで、もう一つ気になるのは「土砂崩れ」の「土砂」。
ラジオで聞いていると、「ドサ」と言うアナウンサーが
人が多い

私は「ドシャ」なんですが、どうやらNHKでは「ドサ」と読むように指導されているのかな。そんな気がします。

以上、何んでもないことですが、書くことにしました。

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ちょっとピンボケですが

2024-08-06 17:19:59 | 文章

チョッとピンボケですが、今日の映像は二つ。


こちらもちょっとピンボケ。
平箱に駒と一緒に並べたいとのリクエストがあって、作りました。
1枚だけで良かったのですが、木地の違いもあって3枚作ってみました。大きさは歩兵、香車です。

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中将棋「龍王」の混入

2024-08-05 02:51:53 | 文章

8月5日(月)、深夜。

先程、次のコメントをいただきました。


ーーー『駒と歩む』の「82才の駒」では、p6では龍王がが行書ですが、p9では龍王が楷書です。楷書のほうが古そうに見えますが、どうなんでしょう。
まさか、片方は行書で片方は楷書?
中将棋駒では2種で区別があるようですが・・・・・謎ですね。
写真を見るといろいろ興味がわきます。
ーーー

以下は、小生の回答です。

御指摘の写真。良く、ご覧になっていますね。
6ページは、通常の40枚の将棋駒のみの写真で、通常の「龍王」(飛車の裏)は、行書で書かれています。

対して9ページの写真は最初に水無瀬神宮を訪れたとき、宮司さんが披露されたのをそのままを撮影した写真で、その時、駒箱には中将棋のバラ駒4枚が混入されていて、右上にまとめていたのですが、それが映り込んでいました。
撮影後は混入を指摘し、以後は一緒にせず別にしておくよう申し上げたのですが、今回、本にする際、写真はその時の写真であったことをすっかり忘れておりました。
なお、楷書で書かれた「龍王」の駒は、裏は行書で「飛鷲」と書かれています。
御指摘、感謝します。

フェンシング。強いのですね。
金メダル、日本。
そこまでとは知りませんでした。



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結果は明日

2024-08-03 17:17:10 | 文章

8月3日(土)、晴。

今日も38℃まで気温が上がりました。

で、家の中での漆仕事。ほぼ今日の一日は「宗歩好」の盛り上げでした。
映像は、書き上げたその様子。

漆はまだ濡れていて、結果は明日に分かります。


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中将棋の盤など

2024-08-01 05:19:51 | 文章

7月4日(木)、晴。
昨日、中将棋駒に「桂馬4枚を追加してほしい」とのリクエストをいただきました。
中将棋駒は一組92枚で、その中に「桂馬」の駒はありません。
今回は、その桂馬を使って、40枚の普通の将棋が指せるようにとの思いでありましょう。
「ハイ、分かりました」と、追加制作してお渡しすることにしますが、ちょっと気になることがあります。
それは駒の大きさで、中将棋の駒は全体的にひと回り小ぶりなんですね。ですから「桂馬」も、他に合わせて少し小ぶりに作ろうと思います。

ところで、中将棋の駒を40枚、普通の将棋盤に並べると、ちょっと小さく感じると思います。それをご存じなら問題はないので宜しいのですが、さらにもう一つ、「香車」と「銀将」「金将」の駒の裏の文字は、普通の将棋の駒とは異なっていて、そのこともご承知おき願いたいことです。
因みに「香車」裏は「白駒」、「銀将」裏は「堅行」、「金将」裏は「飛車」と書かれています。
今回の中将棋駒の裏文字は、総て「朱漆」で書き入れているので、裏かどうかの見分けは容易で、それを頭に入れて使うことが出来ます。

なお中将棋盤は、大きさはほぼ碁盤の大きさのタテヨコに12✕12枡。現在、その中将棋盤を3種類、脚付の4寸(または4寸5分)の榧盤、1寸程度の榧の卓上盤、それにフェルト製の布盤を持ち合わせていますので、必要の折には選択いただくことになります。

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2種類の中将棋駒

2024-07-31 17:13:40 | 作品

7月31日(水)、晴。

本日の映像は、2組の中将棋駒。
水無瀬兼成書に倣った文字で仕上げた「水無瀬形」。
彫り埋め駒と、盛り上げ駒の2種類。
木地は、いずれも堅牢で堅く持ち重りがする薩摩ツゲの根杢。
裏の文字は、表裏が明瞭にわかるよう朱色漆で作っています。

1、盛上げ仕上げ、中将棋駒。

これには、余り歩1枚を加えた93枚がぴったり入る平箱のほかに、江戸時代家紋蒔絵の駒箱が付きます。

2、彫埋め仕上げ、中将棋駒。
余り歩1枚を加えた93枚。

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無心のリズム

2024-07-30 17:06:05 | 文章

7月30日(火)、晴れ午後曇り。

パリのオリムピックたけなわ。

日本勢の活躍を見ていて思ったことがあります。
それは相手と競い合う競技でなく、一人一人が自分のベストを出すことで、その結果、メダルが決まる「床、鉄棒など体操競技」、それに「スケートボード・ストリート」。そのすばらしい演技についてです。
リズムがあるのですね。それもわざとらしい作られたリズムでなく、自然な流れの中でのリズム。無心のリズムです。
いちいち演技の段階で考えるのではなく、身体に覚え込ませた無心のリズム。それが本番の試技で出せるかです。
そのために何百回、何千回と練習を重ねるのでしょうが、その練習の積み重ねで身体がリズムを覚え、それが本番で無意識に出せるかどうかでメダルの色が決まるのだと思います。

一方、駒づくりでもリズムは大切です。
リズムが良ければ、漆で書く駒の文字も良いものが出来るわけで、その点、体操も駒づくりも、なにか似かよったところがあることを感じました。

今日も、そのリズムを楽しみたいと思います。

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佐藤が勝ち、一二三に笑顔、同点と逆転ゴール

2024-07-29 01:05:20 | 文章

7月29日(月)、深夜。
先ほどまで、NHK杯録画の佐藤西尾戦とパリ柔道阿部一二三の勝ち上がりを交互に見ていました。

佐藤が勝ち、一二三に笑顔、ウタが泣きました。
二人を見届けて、もう一度寝ることにします。


寝ようと思って、何気なくチャンネルを変えると、ワーッとペナルテイキックの声。思わず起きてしまいました。
同点ゴール、そして逆転ゴール。
中々寝られませんね。
でも、明日がありますので、テレビは消すことにします。

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ご覧いただくのはOK

2024-07-28 17:51:58 | 文章

7月29日(日)、晴。

相変わらずの暑さです。

従って、内仕事。昨日とは別の内仕事でした。
まもなく7月も終わりに近づき、明日月曜日は関東方面からのお客様。7月では、5組7人目のお客さま。暑いところを恐縮です。

当日は、怠りなく準備しないとと思って、電話で用件とか希望を確認しましたところ、「水無瀬関係の駒(古水無瀬や兼成卿書)」「空蝉」「巻菱湖」、それに「谷川浩司書」を見たいとのことでした。
「谷川書」は、谷川先生の許諾が無いとお渡しすることはいたしません(「木村一基書」の駒も同様です)が、ご覧いただくのは大いに結構ですので、明日は用意しておくことにいたします。

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結果はこの次に

2024-07-28 11:57:34 | 文章

7月28日(日)、晴。
梅雨明け10日と言いますが、晴れていても、雲は多いです。

気温は36℃。
毎日のことながら、朝、お天気具合と暑さ加減を見ながら、何をするかはその時に決めていて、今日もやっぱり内仕事、昨日の続き「峰書」の盛上げをすることにしました。
漆ですか。この時期、漆には最適の頃合いで、結果はこの次、出来上がっての御覧じろと致します。

今日も、中味の薄い話でした。


 

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駒と歩む

2024-07-27 15:03:21 | 写真

「駒と歩む」の映像を追加アップしておきます。

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新刊本「駒と歩む」

2024-07-26 17:56:50 | 文章

本「駒と歩む」について、予約受付を開始して、半年以上が経過しますが、時折りお問い合わせがありますので、再び「本」のことをアップしておきます。

ボリュームは270ページの本格的なハード表紙。カラー写真も多用して200枚以上。本の大きさは、やや大きくしてのB5版。厚みは2cmほどのボリュウム。読む本と言うより「観る本」を目指しました。価格は、1冊4500円。別途送料500円。
複数冊のご注文は大歓迎。同時発送の2冊目以降は、値引きして1冊4000円。(2冊で9000円。3冊で13000円。以下省略)

現在、まだいくらかの在庫がございますので、ご注文お待ちしています。ご注文は、郵便での「現金書留」でお願いします。
お名前、送り先住所とともに、用件のメモを付けておいてください。

ご注文いただいた「本」には、内表紙に自筆にて「揮毫捺印」して、お届けします。
領収書が必要の場合は、その旨をご記入ください。

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現在の心境

2024-07-25 14:06:28 | 文章

 第36回将棋ペンクラブ大賞特別賞受賞のこと

 このほど、将棋ペンクラブ大賞特別賞受賞の報
をいただいた。受賞理由は「駒と歩む」刊行と永
年の将棋駒研究とあり、大変うれしく光栄なこと
と思っている。

 将棋は小学校入学前に覚え、深く楽しむように
なったのは、社会人となって会社の先輩と同好会
を立ち上げて南口繁一先生を迎えてから。
 そんなあるとき、漆の文字がこんもりした宝石
のような美しい「盛上げ駒」に出会って、俄然、
欲しくなった。当時は駒づくり名人とされた宮松
影水さんがいて、頼もうと思っていたところ突然
亡くなってしまった。それでやむなく、自分で作
ることにしたのが30歳少し前であった。

 試行錯誤を経て、初めての駒(盛上げ駒)出来
上がったのは半年後。すぐさま南口先生に、これ
で教えてもらおうと持参したところ「良くできて
いる。使うのはやめて今春予定している中原名人
と加藤一八段との記念対局で使おう。それまでは
大切にしまっておくように」と。駒には「無双」
の銘まで頂戴した。

 駒づくりにのめり込んだのは、そのような幸運
があったからであるが、やがて将棋駒に関する歴
史や古いことにも興味を抱くようになり、調査探
索を始めたところ、
思わぬ発見に出くわしたりで、
それがいくつか続いた。

 中でも、水無瀬神宮(水無瀬家)での調査で、
400年前に作られた「水無瀬駒」と、その制作
と需要の記録「将棋馬(駒)日記」との出会いは
大きな出来事で、その後の生涯の指針となった。

 今回の「駒と歩む」は、それら調査研究成果と、
マスコミが取り上げてくれた関連記事を、80歳
盤寿を区切りにして1冊にまとめたものである。

 内容は第1章・水無瀬駒。第2章・水無瀬駒を
探る。第3章・近代将棋「駒に生きる」。第4章・
発見された水無瀬駒。第5章・良尊風景。第6章・
図録で見る熊澤コレクション。第7章・将棋駒論
考。第8章・将棋駒日記。第9章・大局将棋駒の
復元までの総数270ページ。大判のカラー写真
は200枚以上を収録して、どのページを開い

も写真や図表を配して「観る本」を目指した。

 出来上がったのは半年後の81歳盤寿真近の頃。
書店を通さない自費出版とした。
 価格は1冊4500円(別途送料500円)。
どうか、とくとご覧いただきたい。

以上ーーー

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駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726