熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
ご注文方法、住所、電話番号はコメントでお問い合わせください。

余計なお世話でした

2012-12-01 05:00:49 | 文章
12月1日(土)、晴れ。

昨日は夕刻まで、お客様と中将棋駒に話が弾みました。
この日、厚さ5センチの碁盤サイズの「中将棋盤」が、工房の棚から見つかりました。
柾目2枚合わせの新品、日本産榧。
5~6年前に、どこかから購入していたのですが、すっかり忘れておりました。
次は、レギュラーサイズの「中将棋駒」ですね。

今日は「中将棋教室」へ。
実戦が楽しみ。
とにかく勉強してきます。

自分用の小振りな中将棋駒。
出発前に、これからひと磨き。
ギリギリ今から磨くと、何とか持って行けそうです。

ーーーー
ここ数日、家人が留守につき、昨夜は近所で外食続き。
1軒目は「本日は予約貸し切り」でアウト。
と言うことで、2軒目は時折り行くお店に。

メニューの中から「ビーフシチュウ&ライス」を。
すると、マスターが「ライスは大中小のどちら」。

「ハイ、中をお願いします」。
ここは、客の希望を聴いてくれる。
と言うことで、味もまずまず。
今日は、ビールなしの食事のみで済ませました。

「ご馳走様。コーヒーを」。
「ところでマスター」。
マスターと会話するのは今日が初めて。
チョッと思うところがあって、こちらから声を掛けました。

「ご飯を盛る前、お皿にさっとお湯を掛けると良いのでは」。
これで、ご飯が皿にくっつかないと思ったのです。

「アッそうですね。以前そう思ったこともあるのですが、皿が濡れてはお客さんに悪いかと・・」。
「周りは、濡れないようにすれば・・」。
「そうですね・・。有難うございます」。
言い始める時は、言おうか言うまいか迷ったのですが、まあ良かった。
この次は、良くなっていることでしょう。

ーーーー
ところで、こんな話も。

時たま行く、夫婦でやっている「トンカツ屋」さん。
ここはご飯の盛りが少ないので、必ずずお替わりを言わなければなりません。
それを言うがチョッと嫌なんですね。
おかずが半分くらい残った段階で、いつもご飯が無くなる。
それもイヤなんです。

ご飯のお替わりを言えば済む話ですが、客ながら、ちょっと言い難い。
トンカツは少々腹に堪えたので、この日は海老フライ2匹と牡蠣フライ3つの組み合わせ。

客は、小生以外にもう一人。
隣の隣のテーブルで食していた小父さん。
「済みません。ご飯を少し・・」と、お替わりの声。
少し、遠慮気味に聞えました。
「すみません」と、この人も少し遠慮気味なんですね。
もう一口か二口ほど多ければ、催促しなくてもよいのにと、いつも思う。

断っておきますが、小生は小食なのですよ。
それでも、ご飯が少ない。
小食な小生がそう思うのですから、若い人ならなおさらでしょう。
だが、場所柄でしょうか、若いお客さんはあまり見かけません。
近所の家族連れとか、小母さん連中が多い。

この日もやっぱり「ご飯を少し・・」と、催促して食事を済ませました。
ソレニシテモ、いつもいつもこんなことで客に気を使わせるのはどうかと思うのです。
少し、ご飯を増やせば、お客に気を使わせることが少なくなるはず。

見れば、客は小生のみ。
レジで、よせば良いのに「ご飯はもう少し多くされたらどうですか」と言ってしまいました。
店を思ってのことでした。

すると、「これでも残す人がいます・・」。
そうでしょう、勿論、そう言う人もいるでしょう。
と思いながら、「そうですか。でも、足りない人も多いと思いますよ。
女性のご老人と男の人では違うだろうし、場合によっては少し多くするとか、少し少なめにするとか・・」。
「それはできません。その方が多い目が良いか、少ない目が良いかは分かりません」。

分からなかったら、ケチケチしないで少し多めにすれば良いのに、と思う心を押さえて、
「ならば、ご飯はどのくらいが良いですか、と聞けばどうですか」と。
「そんなことは、金輪際できません」。

ご夫婦が口を揃えてのこの言葉に、小生は???。
へえーっ、少しは他人の言うことを聞けばいいのに、と。

そう思いながら、口には出さず、「アア、そうですか」。
この店にはもう来ることはないな。
そう思いました。

ホントは「ご飯をケチケチしなさんな。お店のために良くは無いよ」。
そう言いたかったのを、表現を変えて柔らかく言ったつもりなんですがね。
余計なことは言わなければ良かったのです。

それでも、思ったことをつい言ってしまう小生の馬鹿さ加減。
後味の悪さ。
この日は、反省しきり。
余計なお世話様の「お話」。
あの「徒然草」でも読まなくッちゃあ。

では、また。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東大寺と水無瀬 | トップ | 冬用タイヤ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

文章」カテゴリの最新記事