熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
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今年もあと5日

2013-12-27 06:32:45 | 文章
12月27日(金)、雨模様。

今年も1週間を切りました。
駒づくりの合間に障子の張り替えと、洗面所の水栓の修理

お正月の準備の一環です。
障子は去年が6枚。
今年は残りの6枚。
2年がかりの貼り替え。
水栓は滲むほどの僅かな水漏れ。
直すかどうか迷ったのですが、この際、部品と工具を調達。
いずれも慣れない仕事ですが、ヤットコサ済ませました。

あの錦旗の駒。
あの日、落札した方から電話があり「駒を診てほしい」。
「どうぞ」と言うことで、その日の内に17年ぶりに再会を果たしました。

「この駒を見て思い出しました。注文は東海地方の強豪の方。お会いしたのは四日市での東海将棋の集いです。毎年、
 15年ほど参加していて、駒はこのほかにも4組ほど買い求められましたね。お顔も名前も思い出しました。双玉は
 その方の希望でした。しかし、何年か経って、亡くなられたことをお兄さんから伺いました。
 駒は17年ほど経過しているので、実際に使えば、急速に飴色に変化すると思います。色合いが深くなることで、
 カビの痕はだんだん気にならなくなると思いますよ。駒は使ってやることが一番の成長につながるし、このままお使
 いになられるのが一番良いと思いますよ」。
「ええそのつもりです。実際に駒が届いて良い買い物だと実感。大変気に入っています」。

そんな会話をしながら、じっくりと41枚を拝見。
心配していたカビは、約10枚。
それほど重症でも無く、ホッとした気分でした。

カビの進行を止めるためと、少しでも良くなればと、その場で一通り磨き直しました。
結果は、昨日の映像。
これでカビの進行は無くなりますし、全体的に目立たなくなりました。

しかし、金将・歩兵の2~3枚は、完全には取り去るには至りませんでした。
その映像です。









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