2月26日(月)、晴。
所要で、郡山に行ったついでに、奈良の塗師・樽井禧酔さんのところに寄って、例の「本」を渡してきました。
「本」には、樽井さんのことが、数ページに書いてあるのですが、時間が無いのでそこそこに失礼し、代わりに「近世の奈良を見つめ直す(奈良県立大学ユーラシア研究センター編)」を貰って帰りました。
それには、含蓄ある言葉で「漆のこと」があちこちに読み取れるものでありました。
ところで、
先日の「徹子の部屋」で、藤井聡太さんに対して「将棋はなぜタテヨコ、9なのですか?」の質問に対して、やや黙考があって「それは難しい質問です。分かりません」との受け答えに関連して、
コメントで「熊澤さんは、どう答えますか?」という質問をいただきましたので、私なりの答えを述べておきます。
理屈で言うと、難しすぎですね。
私は多分、次のようなことを言ったように思われます。
「そうですねえ。将棋は1000年以上の歴史があります。その間、9x9より小さい将棋や、12x12など大きな将棋が考案され、試みられたりしたのですが、結局は9X9枡の今の将棋が面白く、一番もてはやされてきた歴史があります。
ですから、今なお多くの人々の間で、飽きることなく指し続けられているのだと思います」。
いかがなものでしょうか。
駒の写真集
リンク先はこちら」
http://blog.goo.ne.jp/photo/11726