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熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。270ページ。ペンクラブ大賞受賞。
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目次

作品 文章 写真 販売品

静岡市歴史博物館、5日までの展示

2023-03-01 16:59:55 | 文章

3月1日(水)、晴れ。

3月になりました。
この時期、静岡市の博物館で「将棋家元大橋家」関連の展示がされているとの情報があり、内容について博物館に問い合わせしました。

展示品は11点と少ない小展示とかで、期間は3月5日までで残り少ないですが、興味ある方は展観されてはと思います。
主なものを列挙しますと、
「大橋家家系図」、「象戯図式(詰め物)」5~6点、宗金(12代目)の肖像写真、同宗金作の駒


大橋家ではこれ以外でも、段ボール箱数杯の古文書があり、将棋博物館に寄託されていたのですが、母体である日本将連盟の意向で解体された折に、大橋家ゆかりの方に戻されておりました。


駒の関係資料では、「家伝什物・家宝の駒」という書付もあって、そこには400年前の「水無瀬駒」を含め、何点かの駒の名前が記載されているのですが、その駒は、昭和15年だったか16年だったかに、時の名人・木村名人に譲渡されており、その駒と書付ともどもは、今回の展示には含まれておりません。
また、江戸時代初期の頃に書かれたと推定する「大局将棋」の関係資料も駒の配置図や、盤の実物大図など、将棋の歴史を語る上で重要な史料も数点あったと記憶しているが、今回は展示されていない。

なお今回の展示は、今期Aクラス順位戦最終局に合わせての開催とのことです。

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駒の写真集

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