万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌2947 思ひにし2759

2018年09月19日 | 万葉短歌

2018-0919-man2947
万葉短歌2947 思ひにし2759

思ひにし あまりにしかば すべをなみ
我れは言ひてき 忌むべきものを  

2759     万葉短歌2947 ShuF553 2018-0919-man2947

おもひにし あまりにしかば すべをなみ
 われはいひてき いむべきものを
=出典未詳。
【編者注】「正述心緒」(2864-2963、100首)の第84首。男。左注(読下し)に、「或本の歌には・・・[下記注]」。
【依拠本注-或本の歌】或本の歌には、「門(かど)に出でて 我が臥(こ)い伏(ふ)すを 人見けむかも」といふ。柿本朝臣人麻呂が歌集には「にほ鳥の なづさひ来(こ)しを 人見けむかも」といふ。
【訓注】あまりにしかば(余西鹿歯)。言ひてき(いひてき=五十手寸)。忌むべきもの(いむべきもの=応忌鬼)[04-0547縁西鬼尾(よりにしものを)、-0664言義之鬼尾(いひてしものを)、07-1350恋敷鬼呼(こほしきものを)、-1402可放鬼香(さくべきものか)、など]。



最新の画像もっと見る