万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌4336 防人の4012

2022年04月22日 | 万葉短歌

2022-0422-man4336
万葉短歌4336 防人の4012

防人の 堀江漕ぎ出る 伊豆手船
楫取る間なく 恋は繁けむ  大伴家持

4012     万葉短歌4336 ShuJ449 2022-0422-man4336

□さきもりの ほりえこぎづる いづてぶね
 かぢとるまなく こひはしげけむ
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第44首。「追痛…并短歌〔(五首)〕」の第5首。左注に、「右九日大伴宿祢家持作之」。
【訓注】防人(さきもり=佐伎母利)。伊豆手船(いづてぶね=伊豆手夫祢)[「伊豆風(ふう)の船。…伊豆は船の製作で聞こえていたのであろう。<手>は方式、種類の意」]。恋(こひ)。



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