万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2196 しぐれの雨2027

2016年08月17日 | 万葉短歌

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万葉短歌2196 しぐれの雨2027

しぐれの雨 間なくし降れば 真木の葉も
争ひかねて 色づきにけり  

2027     万葉短歌2196 ShuE599 2016-0817-man2196

しぐれのあめ まなくしふれば まきのはも
 あらそひかねて いろづきにけり
=未詳。
【編者注】「詠黄葉」(10-2178~2218、四十一首)の第19首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第201首。
【訓注】しぐれの雨(しぐれのあめ=四具礼能雨)。降れば(ふれば=霊者)。真木(まき)[下記注]。争ひかねて(あらそひかねて=争不勝而)。
【依拠本注-真木】杉、桧の類。常緑樹だが、秋に赤褐色を帯びるものが多い。とくに、桧にその類が目立つ。



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