万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2197 いちしろく2028

2016年08月18日 | 万葉短歌

2016-0818-man2197
万葉短歌2197 いちしろく2028

いちしろく しぐれの雨は 降らなくに
大城の山は 色づきにけり  

2028     万葉短歌2197 ShuE599 2016-0818-man2197

いちしろく しぐれのあめは ふらなくに
 おほきのやまは いろづきにけり
=未詳。
【編者注】「詠黄葉」(10-2178~2218、四十一首)の第20首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第202首。脚注に(要旨)、筑前国御笠(みかさ)郡大野山に大城(おほき[という城])がある、と。
【訓注】いちしろく(灼然)[ひときわ、きわだって]。しぐれの雨(しぐれのあめ=四具礼乃雨)。大城(おほき)[脚注と下記注]。
【依拠本注-大城(おほき)】福岡県大野城[(おおのじょう)]市・糟屋郡宇美町・太宰府市にまたがる大城山(…)。…山頂に…大野城(おおのき)が築かれた。



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