2019-0627-man3215
万葉短歌3215 白栲の3027
白栲の 袖の別れを 難みして
荒津の浜に 宿りするかも ○
3027 万葉短歌3215 ShuF797 2019-0627-man3215
□しろたへの そでのわかれを かたみして
あらづのはまに やどりするかも
○=出典未詳。
【編者注】問答歌(3211-3220、10首)の第5首。男。
【訓注】白栲(しろたへ=白妙)。難み(かたみ=難見)[困難]。荒津(あらつ)[下記注。15-3660可牟佐夫流 安良都能左伎尓(かむさぶる あらつのさきに)]。宿り(やどり=屋取)。
【依拠本注-荒津】大宰府の北方、博多湾に臨む福岡市西公園付近にあった港で、大宰府の外港として官船が発着した。
最新の画像[もっと見る]
- 万葉短歌9999 閉緘献詠 2年前
- 万葉短歌4516 新しき4187 2年前
- 万葉短歌4515 秋風の4186 2年前
- 万葉短歌4514 青海原4185 2年前
- 万葉短歌4513 磯影の4184 2年前
- 万葉短歌4512 池水に4183 2年前
- 万葉短歌4511 鴛鴦の棲む4182 2年前
- 万葉短歌4510 大君の4181 2年前
- 万葉短歌4509 延ふ葛の4180 2年前
- 万葉短歌4508 高円の4179 2年前