万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌0782 風高く0716

2012年11月16日 | 万葉短歌

2012-1116-man0782
万葉短歌0782 風高く0716

風高く 辺には吹けども 妹がため
袖さへ濡れて 刈れる玉藻ぞ  紀女郎

0716     万葉短歌0782 ShuB686 2012-1116-man0782

かぜたかく へにはふけども いもがため
  そでさへぬれて かれるたまもぞ
紀女郎(きの いらつめ)=第643歌参照。
【編者注】題詞は、紀女郎が、裹(つつ)んだ物を友に贈る歌一首。脚注に、女郎、名を小鹿(をしか)と曰(い)う。
【訓注】濡れ(ぬれ=沾)。ぞ(焉)。



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