万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌1480 我がやどに1346

2014年09月06日 | 万葉短歌

2014-0906-man1480
万葉短歌1480 我がやどに1346

我がやどに 月おし照れり ほととぎす
心あれ今夜 来鳴き響もせ  大伴書持

1346     万葉短歌1480 ShuD519 2014-0906-man1480

わがやどに つきおしてれり ほととぎす
  こころあれこぞ きなきとよもせ
大伴書持(おほともの ふみもち)=「家持の弟。二歳ばかり年下らしい。天平十八年(748)の秋に没したことが、家持の歌17-3957~9によって知られる。時に二十七歳か。その歌には、書持がとりわけ庭園の植物を楽しむ人であったことも伝えられている。」
【編者注】題詞は、「大伴書持歌二首」、その第一首。「夏雑歌」三十三首(1465~1497)の第16首。
【訓注】我がやど(わがやど=我屋戸)。月おし(つきおし=月押)[07-1074、11-2679]。ほととぎす(霍公鳥)。今夜(こぞ)。響もせ(とよもせ=令響)。



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