万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1899 春されば1733

2015年10月13日 | 万葉短歌

2015-1013-man1899
万葉短歌1899 春されば1733

春されば 卯の花ぐたし 我が越えし
妹が垣間は 荒れにけるかも  

1733     万葉短歌1899 ShuE326 2015-1013-man1899

はるされば うのはなぐたし わがこえし
 いもがかきまは あれにけるかも
=未詳。
【編者注】題詞は「寄花」9首(1899~1909)、その第1首。「春相聞(10-1890~1937、四十七首)」の第10首。
【訓注】春されば(はるされば=春去者)。卯の花(うのはな=宇乃花)[空木の花。07-1259于花、08-1452宇乃花、08-1477宇能花、-1482宇能花、ほか多数]。ぐたし(具多思)[19-4217宇能花乎令腐霖雨之(うのはなを くたすながめの)]。



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