2012-1123-man0789
万葉短歌0789 心ぐく0723
心ぐく 思ほゆるかも 春霞
たなびく時に 言の通へば 大伴家持
0723 万葉短歌0789 ShuB697 2012-1123-man0789
□こころぐく おもほゆるかも はるかすみ
たなびくときに ことのかよへば
○大伴家持(おほともの やかもち)=原文では「家持」。第403歌参照。
【編者注】題詞は、また家持が藤原朝臣久須麻呂に贈る歌二首。その第一首。
【訓注】心ぐく(こころぐく=情八十一)。思ほゆる(おもほゆる=所念)。春霞(はるかすみ)。たなびく(軽引)。言(こと=事)。また(又)。