万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1701 さ夜中と1560

2015年04月20日 | 万葉短歌

2015-0420-man1701
万葉短歌1701 さ夜中と1560

さ夜中と 夜は更けぬらし 雁が音の
聞こゆる空ゆ 月渡る見ゆ  柿本人麻呂

1560     万葉短歌1701 ShuE080 2015-0420-man1701

さよなかと よはふけぬらし かりがねの
  きこゆるそらゆ つきわたるみゆ

柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=原文に作者名なし。09-1709 歌左注参照。
【編者注】題詞は「献弓削皇子歌三首」、その第1首。「雑歌(09-1664~1765 一〇二首)」の第38首。
【訓注】さ夜中(さよなか=佐宵中)。夜は更けぬ(よはふけぬ=夜者深去)。雁が音の(かりがねの=鴈音)。月渡る見ゆ(つきわたるみゆ=月渡見)。



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