2020-0720-man3659
万葉短歌3659 秋風は3400
秋風は 日に異に吹きぬ 我妹子は
いつとか我れを 斎ひ待つらむ 〇
3400 万葉短歌3659 ShuH155 2020-0720-man3659
□あきかぜは ひにけにふきぬ わぎもこは
いつとかわれを いはひまつらむ
〇=出典未詳。
【編者注】遣新羅使人等の歌(3578~3722、一四五首)の第82首。「海辺(うみへ)望月作歌九首」の第1首。男。左注に、「大使之第二男」。
【訓注】秋風(あきかぜ=安伎可是)。日に異に(ひにけに=比尓家尓)。いつかと我れを(いつとかわれを=伊都登加和礼乎)。斎ひ待つ(いはひまつ=伊波比麻都)[15-3583伊毛我伊波伴伐(いもがいははば)]。