万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3667 我が旅は3407

2020年07月27日 | 万葉短歌

2020-0727-man3667
万葉短歌3667 我が旅は3407

我が旅は 久しくあらし この我が着る
妹が衣の 垢づく見れば  〇

3407     万葉短歌3667 ShuH156 2020-0727-man3667

□わがたびは ひさしくあらし このあがける
  いもがころもの あかづくみれば
〇=出典未詳。
【編者注】遣新羅使人等の歌(3578~3722、一四五首)の第90首。「海辺・・・九首」の第9首。男。
【訓注】我が旅(わがたび=和我多妣)。この我が着る(このあがける=許能安我家流)[「<着(け)る>は<着(き)あり>の約<着(け)り>の連体形」。06-0979]。垢づく(あかづく=阿可都久)[10-2028白栲衣 垢付麻弖尓(しろたへごろも あかつくまでに)]。