2019-0416-man3144
万葉短歌3144 旅の夜の2956
旅の夜の 久しくなれば さ丹つらふ
紐解き放けず 恋ふるこのころ ○
2956 万葉短歌3144 ShuF729 2019-0416-man3144
□たびのよの ひさしくなれば さにつらふ
ひもときさけず こふるこのころ
○=出典未詳。
【編者注】羈旅発思(3127-3179、53首)の第18首。男。
【訓注】旅の夜(たびのよ=客夜)。さ丹つらふ(さにつらふ=左丹頬合)。紐解き放けず(ひもときさけず=紐開不離)。恋ふるこのころ(こふるこのころ=恋流此日)。